何もかも言葉で語り尽くさなくとも、彼らの想いが痛いほど伝わってきました。
隠しきれない悲壮感が漂っているけれど、それでもゆっくりと美しく進んでいく旅。
出会いがあれば、必ずいつかは別れが訪れます。
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ラストにサムが演奏する愛の挨拶のようにしっとりと静かに流れる愛の物語。
2人の間に流れるギクシャクとした雰囲気に明かされる病状、そしてタイトルのスーパーノヴァが2人の旅の終わりを予見させます。ずっと…
泣いた気がする
深い愛って本当に愛おしいけど怖い。
失いたくないものが増えるのが怖い私に刺さったセリフ。
"Being sad about something's gone just means, …
このレビューはネタバレを含みます
はい、スタンリー・トゥッチの顔を見ると泣き出すパブロフの犬が爆誕しました。
もう冒頭からずっとうっすら泣いてたんですが、半分くらいからはもうずっと涙腺決壊しっぱなし。最近映画を見て泣くことがなかった…
サムとタスカーとの関係性とは違うとはいえ、親の老いを受け入れている最中の自分の状況と重なり、様々な思いが交錯した。
特に心に残ったのは、サムがキャンピングカーのトイレ内で独りで泣くシーン。出来ないこ…
今月観た映画でベストに入ってきた。
愛であり、零れ落ちてほしくない人生であり、互いに譲れない思いがあり。
美しくも残酷。
スタンリー・トゥッチは何故こんなにキュートなのだろうと作品を観るたびに実感…
文筆家タスカー(スタンリー・トゥッチ)とピアニストのサム(コリン・ファース)は20年来連れ添ったパートナー。
キャンピングカーで旅をするなかで彼らの会話からタスカーの病やサムの苦悩が徐々に現れる。
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このレビューはネタバレを含みます
映画って本当いいよなと思った。
リアルだと同性のパートナーとそんなに長く一緒にいるのって色々あってどんなに愛情があったとしても難しそうだけど、2人の行き着いた果てがあの形ってのは観てる側としては共感…
小説家のタスカーとピアニストのサムは長年寄り添ったパートナー。
だがタスカーは最近認知症を患い、たまに何もわからなくなる時がある。
そんな時に、タスカーはサムの地方演奏会に向かうついでに、車であちこ…
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