MAD探偵 7人の容疑者の作品情報・感想・評価

「MAD探偵 7人の容疑者」に投稿された感想・評価

ななな

なななの感想・評価

3.7
まさにMAD!
裏表のない人に、耳をプレゼント‼
そんなん 喜ぶわけないじゃん!
奇人変人通り越してほんとにMAD

元嫁とは、別人格のがすきだったんだね
深い 夫婦の謎を垣間見た気がする

このレビューはネタバレを含みます

人の内面の描き方が面白い。最後の鏡張りの部屋とか女が現れる演出とか銃口がそれぞれに向くのとか全部がたまらない。ラスト10分ぐらいが最高の演出の詰め込みだった。

振り返ってみると複雑な気分だけどバイクシーンも超好き。
設定はとても面白いのだが…。

どこぞの海外ドラマとなってしまったほうが形になったのではと思った。
ひとつの映画としてしまうには勿体無い。

設定の条件が若干説明不足にも感じた。
だからこそ、もっとスケールを大きくして色々な時間に幅を使えたらなぁなんて余計なことを考える始末。
でも内容は良かった。
aiueo

aiueoの感想・評価

5.0
死んだ奥さんとのバイクシーンなど普通映画の中心になりそうなところが、たんにいちエピソードに過ぎないというかんじがすばらしい。
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.0
張り込み中の刑事が失踪。 
彼の所持していた拳銃により、連続強盗事件が発生する。 
暗礁に乗り上げた事件の解明に、特別重犯罪捜査班のホー刑事(アンディ・オン)は、元刑事バン(ラウ・チンワン)へ協力を要請する。
被害者と同じ状況に身を置き相手の内面が見える特技を生かすことで、様々な事件を解決させてきた半面、数々の奇行が原因で、すでに刑事の職を失っていたバン。 二人は、行方不明になった刑事の同僚コウ刑事(ラム・カートン)の身辺を調べ始める。 表向きの表情とは異なる裏の人格、思考を見通すバンは、コウ刑事の恐るべき異常性にすぐさま気づくのだった・・・ 
相手の内面に潜む人格が見えるという異能の探偵というキャラクターの危うさとユニークな魅力に、力点を置いたサイコサスペンス映画。
相手に潜む人格が、それぞれ別の人間として表現しているのが、ユニークでユーモラス。
相手の内面に潜む人格が見える探偵バンが、相手の人間が見えるという異能を生かして事件を解決しているが、統合失調症を疑われていて、その点が事件の真相はバンが解き明かした通りなのかあるいはバンの妄想なのか、観る者が疑心暗鬼になる展開がスリリング。
異色なサイコサスペンスノワール映画。
elie

elieの感想・評価

3.7
これはなかなかに好きだ
バンさんにしか見えない内面の人格と
実際の人物像が全くの別人で描かれていて
その視点がコロコロ変わるので
なかなかややこしいが
2回観たらまた視点が変わってより面白かった
演出 脚本が独特で話の繋がり方とか
みせ方がとても面白い
とくにラストが良い
人間の心の動きや二面性が垣間見える
何よりMAD過ぎるバンさんが見所かと(笑)
いきなり耳プレゼントされますから👂(笑).
★ 狂気の果てに拡がる荒野

これは…明らかに問題作ですね。
主人公の《元刑事》の奇行はまさに狂気。
いきなり人を殴る、誰もいない空間に話しかける、他人の内面が見える(と言いだす)、犯行当時をトレスするために生き埋めになる、上司へのプレゼントに自分の××を贈る…などなど、本当にヤバいのです。

まあ、でも、一応、映画ですからね。
フォローのように主人公からの視点も描かれます。だから、誰もいない空間に話しかけている理由も解りますし、数々の事件を解決した実績から彼は“有能だけどもズレた人”という印象に変化するのですが…。

いや、ちょっと待ってください。
それは客観的に立証されてから下す結論。
本作では主観でしか観測できないのです。
だから、事件を解決できたのは他の理由かもしれませんし、全て彼の“妄想”である可能性も否定できないのです。

なので、常に危ういのですね。
夢とは何か、現実とは何か。
正常とは何か、狂気は何か。
そんな答えが出ない鏡張りのラビリンス。

いやぁ。やはり問題作ですね。
それ以外の“呼称”が思いつかないですよ。
正直なところ、物語中盤で涙腺が刺激されましたが…あれは絶対に気の迷い。観ている側の足元を崩して“狂気の淵”へ引き摺り込もうとする策略なのです。

だから、本作に興味を抱いたら。
“主人公がイカレている”ということ以外は、事前情報は仕入れないほうが良いでしょう。先入観や固定観念は本作の醍醐味を奪ってしまいますからね。“常識”は捨てましょう。

まあ、そんなわけで。
毒電波には気をつけてください。
毒電波には気をつけてください。
太陽の黒点が増えたら、足の骨が受信している可能性があります(捻挫かも)。そんなときはノコギリで切ってください。あとネタバレですが犯人は僕(一部略)ですか?いや、僕(自主規制)かもしれ“ませ”ん少なくtttともイ ンド人。オススメ!
kazusd

kazusdの感想・評価

4.5
あー、面白かった。そもそもの設定からもうやられた感がありました。ジョニートーお約束のラムシュウが、これまたお約束の食事シーンで登場してニヤリ。奥さんとの件はホロっときました。
脳が痺れるほどのウルトラ大傑作。”もし人の内面の人格が見える探偵が多重人格の犯罪者と戦ったら?”というアイディアですでに100点を叩き出しているのに、そこにジョニー・トー監督の徹底的に視覚的な演出で物語る美学、そしてワイ・カーファイの常人では考えられないストーリー展開の脚本が合体して唯一無二のトンデモない作品が誕生してしまった。というか古今東西様々な多重人格者ものの映画はあるけどこれを超える作品は絶対に、絶対に無いと断言できる。一人だけしか乗っていないタクシーが探偵の目には人がぎゅうぎゅう詰めになっているように見える場面、トイレでの複数の人格の間で起きるスリリングな駆け引き、妄想の妻と本物の妻を交えての会話、全て天才のそれとしか考えられない。全編に渡って映画の本質的な面白さ、快楽に満ち溢れている。これが映画だ。
おっもしろいなぁ!!ド狂ってますね!!最高!!
映画始まって数秒でコ、コイツいかれてやがるっ!!なんせ上司の定年退職祝いに自分の耳を切ってプレゼントするようなヤツですよ!マジヤベェ〜!この主人公のバンはゴッホがモデルになってるんですって!それにしてもまじMAD〜!
人間の内面の人格が見えるという特殊能力で事件をどんどん解決していくバンでしたが、そのあまりのMADさから警察すらもクビになってしまうんですね。そこに昔の部下であるホーが訪ねてきて捜査に協力を求められるところから物語が始まります。
とにかく主人公がMAD!!こんなイカれた主人公中々いないですよ!!完璧にどうかしちゃってる!!
副題にもある7人の容疑者というのは、7人の人格を持つコウという警察官が容疑者として浮上してくる事を指してます。あ、この事は冒頭で明らかになるので、ネタバレじゃありませんから安心してください!
面白いのはバンの目にはコウが7人の人間に見えてるってところですね。ぞろぞろと7人の男女が歩いてるんですよ。この7人のやり取りもむちゃくちゃシュールなんですよね。
特にラストの鏡の部屋のシーンはトリハダがたつほどカッコよくて素晴らしい!!
イカれた主人公に登場人物も観ている観客も翻弄されるあまりにも短過ぎる90分弱!美味しいスイーツを食べた時にもっと食べた〜いって思うあの感じ!もっと観てた〜いってなっちゃうぜ!
>|