MAD探偵 7人の容疑者の作品情報・感想・評価

「MAD探偵 7人の容疑者」に投稿された感想・評価

アル

アルの感想・評価

4.0
多重人格の設定をもっと活かせてれば間違いなく大傑作だったのに…と惜しい気持ちもあるが演出においては数あるジョニー・トー作品の中でも最高に最高で最高すぎるくらい最高
あき

あきの感想・評価

4.0
やはりジョニー・トーは天才
内容的にはザ・ミッション、エグザイル、スリ、あたりと比べると劣るけど今回も演出やばすぎ。ほんと好き。
ラストの鏡も凄すぎるけど、バイク2人乗りするとこ泣くわあんなん。
雰囲気、設定からして序盤最高じゃん!と思ったけど、だんだんついていけなくなってしまった
『燃えよドラゴン』から『レザボア・ドッグス』というボーイッシュなオマージュ畳み掛け。を、する、していいだけのとてつもない面白いさ、ウェルメイドさ。こんなに躍動的な狂気活写を観たことがない。本当に最高!
設定は奇妙奇天烈なのに、タイトな刑事ドラマ。面白い。
主人公は犯人や被害者の行動を再現する事で、その内面にシンクロして、数々の難事件を解決した元刑事。人の人格が具現化して見える特殊能力を持っている。
ハンニバルシリーズのレッドドラゴンに出てくるグレアム捜査官と同じ能力ですね。神経が繊細過ぎて病んでしまう。

監督インタビューでもあったけど、主人公を演じている俳優さんが、親しみを持てるユニークなおじさんで、そのおかげで奇天烈な主人公を自然に受け入れる事が出来たと思う。
主人公と奥さん、バディになる刑事との食事シーンは温かみのあるシーンでした。
ユニーク過ぎて随所でツボってくすりと笑ってしまうシーンもあったり(トイレのシーンとかね)。

人格たちが本人にぞろぞろ付いて歩き回る表現ユニークでしたね。人格全員で口笛とか可愛い。7人の人格設定ですけど、それぞれ7人の性格が生かされて活躍するとかはないです。7人である設定は必然ではないんだけど、私はそれでいいんじゃないかなと思います。

奥さんの位置付けが難しかった。あれは主人公の別人格なのか、幻影なのか。奥さんとの結末はちょっと寂しかったです。

終盤、銃撃戦からのそれぞれの人格が写った鏡が粉々になるショット、銃を向け合う関係性とか良かったですね。上からの事の顛末を俯瞰する画が、笑えるような悲しいような。

以前教えて頂いた柔道龍虎房(ジョニー・トー監督)へのワンクッションで観ました。
ジョニー・トー&ワイ・カーファイ監督コンビの映画で自分の過去鑑賞作探したら、なんと金城武の恋愛映画を観ていました。それも味わいのある映画の記憶。
え

えの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アイデアとその表現方法はおもしろい
もうちょっと各々に踏み込んで描かれていたらもっと味わい深くなった気もするが、そうしてわかりやすくなってももったいない気がする、この奇天烈さは


監督インタビューにて、もしゴッホが刑事になるとしたら、、というような独特さ、芸術性を表現したかったらしく、飲み込めた
面白かったけど好きな設定の好きな序盤からあまり好きじゃない方向に話が転がってしまい残念。
「人格が見える探偵vs7人の人格を持つ男」という対立軸をブレずに突き進んで欲しかった。
ヨシミ

ヨシミの感想・評価

4.3
多重人格を表現するシーンが人力。CGではなく、人力でやったその足労にその評価。
Red

Redの感想・評価

3.5
キメキメの構図、演出、ライティングは最高で、やはり口笛吹かせるジョニー・トー。終盤の鏡の使い方が秀逸で、7人がぞろぞろ歩く格好良さ。四人が銃を向け会う関係性と緊張感。
いかんせんウナちゃんマンみたいな探偵が不明すぎて魅力を感じず、そういう病気や精神疾患にしても共感できるポイントがもう少し欲しかった。
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