楽しみにしていたオムニバス、ようやく観れた。
3つの作品、いずれも会話と構成が練られていて絶妙、理論的で知的な作品づくりが素晴らしい。
何度も何度も観て、その度に「会話」を噛みしめたくなる、癖になり…
とんでもない名作。
偶然が生み出した思いがけない出来事、人と人との邂逅、不確かな想像の行方…
きっと誰の胸の中にでもある、どこにも辿り着きようのない亡霊みたいな感情を取り除いてもらえたような気がする…
語ることで語った対象を他者として浮かび上げる。浮かび上がった他者は俯瞰できるため、そのもののことをよく知ることができる。だから自分を語ることは、自分のモヤモヤしていたことをはっきりさせてくれる。それ…
>>続きを読む 偶然と想像にある哀愁。
はっきりといってあらすじとして言語するとオムニバス三話それぞれ酷いものだ。すべてボタンのかけ違えた人と人との話で、とんまであるとまとめるこができてしまう。
だが、こ…
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