ノーカントリーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「運命」という一貫したテーマがある映画。
最後の主人公の夢の話の解釈次第では、これから殺人鬼に立ち向おうとしていると取ることもできるし、諦めて穏やかに暮らすんだと取ることもできる。

• #サイコパス
• #80年代
• #コーエン兄弟
• #哲学

追う者と追われる者の話しかと思いきや実はこれはアントンの物語ではないか？と最後まで観て思いました。無駄な会話など一切ない演出です。
物語が哲学的で難解なので飲み込むには時間がかかりそうです。

• #難解
• #寡黙
• #狂気
• #哲学

キャラは立ってるし、重厚感もあり、ただそのいい感じの雰囲気からはだいぶ乖離のある変な会話劇や非常に単純なストーリーがつまらなく感じた。
本腰据えて見ればもう少し評価変わるかも。

BGMがないのと、ハビエル・バルデムのサイコ具合が妙にリアルでずっと怖い…

2025.09.07

ホラーとかではないけど、かなり怖かった。冒頭のシーンから終わりまで緊迫感で惹き込まれる。BGMなしだった気が。変な間があったり、スカシが多いのが物凄く好みで、それも怖さの要因になってた！

久々に再見。ハビエル・バルデム演じる狂人の殺人鬼の人物造形が素晴らしい。21世紀の合衆国が持ちえた最も魅惑的な悪役といってよかろう。コーエン兄弟で二番目に好きな映画(一番は『ビッグ・リボウスキ』)。

えぇえぇぇ…？

殺人鬼の演技が素晴らしい
ずっと息の詰まる緊張感を与えてくれる