ここ最近太宰治の作品を観ているので、原作を読んでからこちらの作品を視聴した。
映画は原作の内容に加え、上原二郎についての話やかず子の心理描写についてが鮮明に描かれていてとても良かった。
配役と演…
太宰治の名作「斜陽」を映画化した作品。
山梨県出身の俳優陣が出演し、ロケ地も山梨県だったということで、
山梨県出身の私にはとても親近感のある作品でした。
貴族出身の主人公の女性が戦後没落した中でも、…
かず子が、どんどん魅力的になっていく様が「やはり強かな女は美しい」と思わされる。
序盤のかず子は演じているような余所余所しさが鼻についたけど、彼女の野望が芽生えた時からより一層輝き出した感じがする…
6月13日が太宰治の桜桃忌だったことを思い出し、鑑賞しました。
演出なのか、妙に登場人物のセリフの言い回しが軽薄なママゴトをしている感が漂い、
それがまた、貴族の没落、作家としてものを書く事への没…
安藤政信を眺める目的で観たので別に良いのだけれど、何にも心に残らない映画だった…
主人公の弟はいつの時代にもこういうどうしようもないやついるんだな…と思ったしイラついた。まあ自分に何の才能もないこと…
太宰治の「斜陽」
私は太宰作品はそんなに好きじゃない。
安藤政信の太宰っぷりを堪能するだけです。ちょっとしたポーズが太宰っぽい。
セリフが昭和初期なので時代がかってていい。
ヒロインが美しい。
…
「斜陽」は好きで今までいくつか見てきたけど、一番つまらなかったかなぁ。
ただ、太宰を投影している上原を演じた安藤政信がイメージぴったりな気がする。
実際に上原のような言葉を吐く男がいたら、私なんか…
©2022『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』製作委員会