このレビューはネタバレを含みます
キャストの寛一郎さんと杉田雷麟さんに惹かれて、そしてまたぎの映画とは…?と気になって鑑賞
映画の7割位は無言で山を歩いてるシーンだったけど、不思議とまったく退屈しなかった
むしろずっとちょっと緊張…
若い猟師が無様で不格好にノタノタと、延々と続く木立の中を淡々と歩く。
そこにフワッと息を飲むような美しい風景が浮かび上がる。
名残惜しいが先に進む。
寒空の下獲物を待つ。ただ静かに待ち続ける。しんど…
環境庁から今年は熊狩りをしたらダメと通達があったのにこういうことは毎年続けなければ廃れていくと寛一郎くんと杉田雷麟くんが禁を犯して熊を狩りに行く話
2人きりの雪山で、二手に分かれて熊を追い上げ熊を狙…
山形の山奥で撮られた、マタギの伝統を守ろうとする青年の話。会話シーンを極限まで削ぎ落として、山を登る2人の青年を延々と撮り続けるという斬新な撮り方。音楽もほとんどなく、一歩一歩の足音、服の擦れる音、…
>>続きを読む「せかいのおきく」と同じYOIHI PROJECTからの第2弾劇場映画「プロミスト・ランド」です。
物語は、マタギの伝統を守りたいと考える(かどうかもよくわからない…)若者二人が禁止された熊狩りを…
「現代のマタギ」というテーマはとても興味深いのだが、自然の神秘性が一切感じられない弛緩した山シーンの連続は辛かった……。
短いながら、渋川清彦氏の手を皿にしてつまみを食う演技のリアリティは凄かった。…
©︎飯嶋和一/小学館/FANTASIA