この映画を観るまでは、北朝鮮の金一族の肖像画が飾ってある家と聞いたらそこで耳を塞いでしまっていたと思う
18歳で故郷を失い、妹と弟の手を引いて逃げながら、どんな悲しみを味わったんだろう。
北朝鮮に…
アボジはうちの父、オンマはうちのばあちゃん、ヤンヨンヒさんがうちの母に見える時があって他人事とは思えない。お母さん、お父さん、ばあちゃん、じいちゃんとかの呼び方は家族の中での役を表すものでもあるけど…
>>続きを読むずっと在日の人はなぜ、日本で問題起こしたり日本に文句言ったりしてるのに韓国に帰らないの?と疑問に思っていたけど、少しずつわかってきた。お母さんが若い頃に経験したことがアニメで表現されていたシーンがと…
>>続きを読む北朝鮮を信じる在日コリアンの母の過去を描くドキュメンタリー。政治に翻弄される南北朝鮮の悲劇。知らなかった「済州4・3事件」。弾圧する政権か、共産主義かの苦渋の選択。そして、母親の偉大さと、アルツハイ…
>>続きを読むスープとイデオロギー。淡々とスープを煮込み続けるような日常の中に、ふと垣間見える自らの政治性。ふと紐解かれる過去。「当事者」であるとはこういうことかと思う。権力によって歴史の表面からこぼされてしま…
>>続きを読むオモニの巻。
とても勉強になったドキュメンタリーで、
立て続けに3部観れてよかった。
オモニは済州島四・三事件の生き証人なんだ。
それで韓国政府に不信感を持ち、
北朝鮮を支持するようになった背景を…
「済州4・3」をがっつり取り扱うのではなく、親娘の関係のドキュメンタリーでもあり、その中で少しずつ薄れゆく母の記憶を手繰り寄せようとする姿に感情移入。
「帰国事業」によって北朝鮮に送り出した家族、…
【スープ】は家族の日常で、【イデオロギー】はその家族がずっと抱えてきた壮絶な過去。
表裏一体なその両方の側面を丁寧に見つめるドキュメンタリー。
言葉で言うには簡単だけど、それを家族自身が見つめるこ…
娘がオモニの過去に触れ、やっとその気持ちを理解し始めたとき、母は認知症でその時のことを忘れてしまう。なんてうまくいかないんだ。
アボジが死んだ時、オモニは「さみしいけど運命だか仕方ない」と悲しい笑顔…
PLACE TO BE, Yang Yonghi