「最後まで生きて」
確かに生き抜いた人生。
映画館が鼻を啜る音で満ちていた。
後半60分はたぶんずっと泣いてた。
彼女の生きる姿を見て自分も精一杯の力で明日を迎えたくなる。誰かを思って、思われた…
タイトルだけで結末がわかったしまうのでプロセスがポイントになるんだろうなぁと思いながら鑑賞。
この女優さん演技が上手いとは思わないんだけど、存在に引き寄せられてぐっと物語にこちらが入っちゃうだよね。…
この手の話は分かっていても切ない。
『同窓会になんていかなきゃよかった』の台詞には、色んな感情が込められていて見ていて心を揺さぶられた。
和人の逞しい成長、お父さんや玄さんの懐深さも印象に残る。
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©2022映画「余命10年」製作委員会