キノシネマ立川。変な邦題、観て納得。誰もが忌避する話題だぞと▼『燃ゆる女の肖像』や『17歳の瞳に映る世界』など産まない権利を扱った近作はどれも女同士の助け合いが救い。この映画は基本、孤立無縁+徹底的…
>>続きを読む
【ひとりの女子大生の目線で体感するドラマ】
妊娠中絶が違法であった1960年代のフランスにおいて、女子大生アンヌが望まぬ妊娠をしていたことが判明するが、彼女は学問を諦めたくないため、違法とは知…
中絶が法律で禁じられているとすれば、どうなるか。不本意な妊娠を避けるようになるか。妊娠したら、必ず出産するようになるか。そうとは限らない。切実な問題である。そんな法律を作っても、思い悩み、かいくぐる…
>>続きを読むこんなに観ていて痛さを感じる映画は久しぶり。何度も悲鳴が出そうだった。
フランスで人工妊娠中絶が合法になったのが1975年だそうで、自分が産まれた頃は、まだ女性に選択肢がなかったという事に衝撃を受…
中絶が違法とされた1960年代のフランスで望まない妊娠をした主人公の背中をひたすら映す。選択の権利もなく一律で決められる危うさ。とてもショッキングな内容ですが、女性寮や当時の生活風景は興味深いです。…
>>続きを読む目を逸らし続けても逃げることが許されない現実そのもの、事の重大さを突きつけるドキュメントな重さがあり、容易に想像し難い痛みがある。いっ時の感情を相手にすべて委ねてしまうことのリスク、その過ちには責任…
>>続きを読むマリアンヌは必死だった。選択肢はない。一刻も早く。
いずれは欲しいもの、だけど今じゃない。
マリアンヌの強い葛藤と、身体にかかる大きな負担が焦燥感をもって伝わってくる。
誰かや何かを責める映…
わりと最近まで、こんな法律がまかり通っていたなんて驚いたし、ドキュメンタリーのようなリアルな描写がすごかった。
アンヌの感情がそのまま自分の中に入ってきたみたいだった。
虎に翼といい、女性が虐げら…
© 2021 RECTANGLE PRODUCTIONS - FRANCE 3 CINÉMA - WILD BUNCH - SRAB FILM