ビン、シルヴィ、ローラあの子たちは私だったかもしれない。
彼らの親のように私もなるかもしれない。
社会は残酷だけど、その現実に子どもたちも大人も向き合う姿が美しかった。
ローラの一生は短く過酷だっ…
多様な文化を持つ人々が暮らすトロント東部の街スカボロー。精神疾患を抱える父親の暴力から逃げるようにこの街にやって来たフィリピン人のビンと、家族4人でシェルターに暮らす先住民の血を引くシルヴィー、両親…
>>続きを読むフォローしているユーザーさんの評価が軒並み高いので、私も後に続こうと、上映最終日に滑り込みで鑑賞。
イジメ、貧困、差別、障害など、恵まれない環境、困難な状況にいるビン、シルヴィー、ローラの三人の子…
何せ子どもたちが可愛く魅力的で、それゆえに時々ぎゅっとなる。
ただかわいそうですね、という話ではなく
ビンもシルヴィーも深く愛されていて、
きちんと愛を受けているようには見えないローラさえも、父親は…
これはドキュメンタリーではないかと錯覚してしまうくらい子役3人が上手かった。(なんと本作がスクリーンデビュー作‼︎)ビン、シルヴィー、ローラという人種も違う3人の子供たちがそれぞれの事情を抱えて通う…
>>続きを読む多文化主義カナダ…移民が多い分、貧富の差が激しいのかな
身を寄せれるシェルターや教育機関でなんとか上手くいくケースもあればその逆もしかり…
どの子どもたちも逆境に負けず、力強く生きて行って欲しい!
…
登場人物たちがあまりに写実的すぎて、これはドキュメンタリーなのではと錯覚するほどの質感だった。
実在感がある。リアリティ。
まだ訪ねたことがなかったシネマカリテ。
閉館前にこの劇場でこの作品を…
このレビューはネタバレを含みます
胸が何度もきゅーーっと締めつけられた。
環境に恵まれない子どもたち。その中でも、母からの愛で包まれている子もいれば、両親の感情の波にさらされて無表情で生きる子もいる。
自分も恵まれない環境のなか…
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