【第74回カンヌ映画祭 批評家週間出品】
女性監督ラウラ・サマーニのデビュー作。イタリア・アカデミー賞のダヴィッド・デ・ドナテッロ賞で新人監督賞を受賞した。
20世紀初頭のイタリア北東部、死産した…
湖の中で母に抱かれる赤子をみて、全ての子供はこうして母に愛されて生きてゆくはずなのに 生まれる事ができなかった命、愛されなかった命があることの残酷さを思った 女性として生きることの理不尽さや葛藤苦悩…
>>続きを読むイタリア映画祭2022新作枠で1番好き。
死産した赤子は洗礼を受けられず辺獄に行き着くと信じられ、母は赤子を蘇らせる教会へ救済を求めて苦難の旅を始める。
壮絶で神秘的。ベルイマン『処女の泉』の結末…
イタリア映画祭オンライン、滑り込み鑑賞だったけど、観れて良かった。
死産した娘を辺獄から連れ出すために、穏やかな島から、北の奥深い渓谷を目指す、悲しいけど透徹したロードムービー。
セリフも無駄がな…
一度も呼吸出来ずに死んだ赤子は、永遠に辺獄を彷徨う。
洗礼を受けられないまま死産した娘の為に、母親アガタは、一瞬だけ死人を蘇らせる事の出来る、奇跡の教会を目指す。
原罪と信仰、愛情と嘆願。
美しいの…