主人公まゆの、東日本大震災で行方不明になったままの親友すみれへの追憶と、現在も見つかっていない今に向き合う姿が描かれている。
冒頭と、終わりかけ時にアニメーションを挟んでいる演出が珍しかった。
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風化
演者さんの美しさを際立たせる印象が強い中川龍太郎監督作品。
今作はその美しさが「喪失」の残忍さを助長させていた気がする。
アニメーションで始まる今作。真奈の目線ですみれとの出会いから今までを…
切ないけど美しい。
そう感じる映画でした。
親友の「死」を受け入れられない自分と、受け入れようとする自分。その葛藤や経過が繊細に描かれていました。
また、この感情の揺らぎを表現された岸井ゆきのさん…
死を受け入れられない真奈の気持ちに共感したり、急に抽象的な演出になって置いてけぼりな気持ちになったり、なんか不思議な映画だった。真奈とすみれの関係に名前をつける必要はないものの、恋愛や性愛に疎い自分…
>>続きを読む映画「やがて海へと届く」製作委員会