ペルーの事はほとんど知らず、アンデスにも興味があったので鑑賞。
寒そうな雪と氷の山々、平原の草をはむ羊やリャマ、のんびり暮らす老夫婦。
老夫婦のいで立ち、民族、衣装もアンデスを感じさせてくれて画面に…
老夫婦が息子の帰りを待つというシンプルな設定だが、それがただの待つだけでなく、「帰らない日常」「待っても変わらない時間」「自然の脅威・老い」の重さとともに生きることが描かれていて、観ている側の心を揺…
>>続きを読むく、くるしい。と思いながら
息子はほんとにいるの?と思いながら
火が危ないなあと思いながらも
なんで靴はつくらないんだなんで裸足なんだと思いながらも
2人の魅力と、動物とアンデスの画にあまりにも魅了…
『大自然の美しさ、そして不条理さ』
凄い。とても圧巻な映画でした。鑑賞した翌日にこの感想を書いていますが、正直まだ気持ちの整理がつきません。
アンデス山脈の広大な自然に感動し、そこに住む老夫婦の…
このレビューはネタバレを含みます
つい先日観た新日本風土記の『豪雪八甲田』で、「ここは大変だけど、いいところだよ」と両親が繰り返し言っていたからなんとなくここにいるのかも、というインタビューが印象的だった。
そのあと観た『アンデス…
Prime Video鑑賞
アンデスに住まう老夫婦の暮らしを写した作品。
標高5000メートルで大地と共に生きるその姿は、想像以上のものがありました。
彼らにとっては普段の生活なのだろうが、命と共に…
このレビューはネタバレを含みます
至極シンプルでありながら、途轍もなく雄弁な映画。これドキュメンタリーでしょ、と先ず疑ってしまう。最初は『岩合光昭の世界ふたりぼっち』という感じで、ひっそりと山の麓で暮らす夫婦の家にお邪魔してその暮ら…
>>続きを読む全編を通して漂う濃厚な死の気配。
確実な描写は無いが息子は死んでおり、贖罪の意味を込めて山奥の過酷な環境で二人で生活をしている。ラストシーンでは、老婆は更に山の奥深くへ進んで行くように見えた。
誰も…
ドキュメンタリーなのではと思ってしまうくらい、本当のように見えました。
力を合わせて生きている2人。
私の祖父母をもとても仲良しの夫婦だったから思い出して重ねてしまって更に泣きそうでした。
息子さ…
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