Jokerさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Joker

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セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭からチベットにたどり着いてダライ・ラマと交流を始めるあたりまでの物語はとても良かった。
ハインリッヒの一匹狼の性格が濃く描写されていて、それが投獄、妻との離婚、脱獄後のピーターとの協力を通じて変わ
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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

オールアバウトマザーと言う題名だけあって、息子を失った母、子供と入れ替わりでこの世を去った母、娘とうまくいっていない母、途中で性別が変わった”母”など様々な母親の姿が描かれていた。

しかし、個人的に
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

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予想がつくベタな展開の物語だったけど、割と観てて楽しかったと思う。

続編観るかどうかは微妙になところ。

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

設定や展開にあまりリアリティがなくて言わば並のSF作品という感じだった。

エイリアンや宇宙船のビジュアルは良くできてたと思う。

マトリックスの3年前の作品にしてはCGが安っぽくて残念だった。

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マーベル作品は基本的に個人的にあまり楽しめない作品がほとんどだけど、シリーズ終盤、そしてヒーローが集結する「アベンジャーズ」ということもあり結構クオリティが高かったと思う。

まずはシンプルに最初から
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

観てて楽しい映画。
笑える箇所も多くて、家族で楽しめると思う。

評価がかなり高い作品なので、期待していたけど、秘宝を求めて遺跡内を探検するアドベンチャーの場面よりも秘宝を取り戻す場面がほとんどで、有
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「エイリアン」を彷彿させるようなSFホラーで終始緊張感があって非常に面白かった。

SFXを駆使した「物体」が変異するシーンの気持ち悪さはトラウマレベルだけど、今まで見たことのない驚きだったり、どこか
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

本当にいいセンスの持ち主しか撮れない映画。

なんでこの映画はこんなにカッコいいのか観終わった後考えずにはいられなかった。

まずは登場人物のカッコよさが際立ってた。まず着ている服がオシャレ。オーバー
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若者のすべて(1960年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

家族特に兄弟たちの葛藤や成長をありのままに描いていくのだけど、そのため起伏や大きな展開がなく3時間という長さは流石に退屈に感じてしまった。

ヴィスコンティの描く「ありのままさ」は素晴らしいけど、自分
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画として内容を重視してメッセージを伝えることに重点を置くのか、ドキュメンタリーとして「過程」や「実態」をありのままに写すのか、どちらか一方にするべきで全体的にメッセージ性がなく、物の過程から恋人との>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

観終わった後の「重さ」が計り知れなかった。

描かれている事のスケールと重さが壮大で壮絶すぎて、正直他の名作映画でさえ描いていることがちっぽけに感じてしまうほどだった。

この映画を「メッセージ」「ブ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

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MIシリーズの中でも大迫力で観てて楽しかった。

でも物語が今までより複雑でややこしかったところは残念だった。

1作目から22年経ってもまだ続いてるのは凄いと思う。3作目と4作目劇場に観に行ったのは
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

観た後の「重み」がすごかった。

カメラワークからは、
臨場感や緊張感のある撮り方で、観てて自分もその場にいるような、諜報員になったような感じを得た。

この映画は政府から報復の指示を受けた男たちの壮
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

日本では何故か評価が低いが、個人的には良い映画だと思った。

まず素晴らしいのは長回しによる撮影。普通ロングテイクは長いほど退屈になりがちだが、巧みなカメラワークで必要な情報を次々に写していき、緊迫す
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フェア・ゲーム(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この手の史実を基にした映画にしては個人的に結構面白かったと思う。

物語の軸は嘘を隠そうとするアメリカ政府と真実を世に伝えることに使命を感じるウィルソンの対立(ほとんどアメリカ政府による一方的な攻撃な
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スキャンダル(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画としてはあまり面白くなかった。と言うのも実話を元にしていて、事実を伝えようとようとしているため、メリハリやオチがなくてパッとしなかったのは仕方ないと感じた。

事件の詳細を知らなかった自分としては
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殺人に関する短いフィルム(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

登場人物が3人でそれぞれの殺人の物語かと思ったけど、それぞれ被害者、加害者、弁護士として物語が進むにつれて互いに関係していくストーリー構成がよかった。

個人的にこの映画が伝えたかったのは、誰も悪く
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ローラ殺人事件(1944年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フィルムノワールの中でも人気な作品らしいが、個人的にはあまりフィルムノワールらしさを感じなかった。

ウォルドー、シェルビー、マクファーソンもみんな少し変わっているというか、弱みがある感じで人間味があ
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ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今作は500作目ということで、普段なら何がテーマで登場人物は何を感じるというのは分かるだが、今回は上手く汲み取ることが難しかった。

それは映画の出来が悪かったり、難解だからではなく、ボビーが心の内を
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メトロポリス(1927年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まず世界観が凄かった。今では当たり前な高層ビルだったり、SFで定番な空飛ぶ車やロボットなどを100年ほど前に描き切っているのだから本当にスゴいと思った。

現実の世界でも問題であり、SFのディストピア
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1984(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まず小説の方を読んでから、気になったので映画を観た。
小説を読んでいる時から思ったのは、この小説は映画化に向いていないこと。会話よりも、状況の説明と視覚描写、主人公の感情の記述が多く、映画化するには情
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

レイノルズはアルマを好きになるが、それは恋に落ちというよりか、自分の理想の美を見つけたというか、自分の創作活動の源となるものを見つけたからだと思う。

レイノルズにとってアルマは完璧だった。だからスキ
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愛に関する短いフィルム(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主人公のトメクは友達がおらず、趣味は向かいに住む女性を覗き見すること。こう聞くと、日本の監督ならコミュ症の引きこもりニートのような描き方をしそうだが、
トメクはしっかり働いており、見た目も悪くなく、悪
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

期待してなかったけど、ガッカリだった。

そもそも新たに3部作を作る必要がなく、ネタが切れたハリウッドの単なる商業的目的の無理やりのリメイクや続編作りの波に乗っただけで、シリーズを通してスターウォーズ
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終わりなし(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

死んだ人物が「自分は死んだ」とカメラに向かって言うオープニングはかなり異質で斬新だった。

アンテクの妻が感じる寂しさと、それが強まっていく過程が良く伝わってきた。何とか寂しさ、そして夫のことを忘れて
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ハロウィン(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

殺されるまでの流れが長すぎてイライラしてしまった。

誰が殺されて、誰が生き残るか明確かつ襲われる時の怖さが一切無い、それでマイケルの人を殺す動機も不死身な理由も分からなくて面白さが一つもなかった。
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

個人的にマーベル作品は正直そこまで面白くないものが多いが今作は結構面白かった。
監督が元コメディアン(?)なだけあって笑えるシーンが多かったし、アクションもしっかりしてて、かつ序盤からヘラからアスガル
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快楽の漸進的横滑り(1974年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この作品は映画というよりアートだと思う。物語や内容があるのではなく、頭の中にあるイメージを繋ぎ合わせたような作品だと思う。なので「考える」より「感じる」べき作品だと思う。

まず感じたのが、物語の不条
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画としては、コンパクトにまとめられていて展開も良くて観やすかったと思う。

しかし、自分は映画の状況設定には共感出来なかった。1人暮らしの女性が大きな窓があるのにカーテンを一切していない所がまず気に
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ピクニックatハンギング・ロック(1975年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最初の方は時計が止まったり不吉な予兆があり、また生徒たちの美しく優雅な姿から本当に神が隠したのかと思ってしまった。途中の「ミランダはボッティチェリの天使よ」という発言と彼のミロのヴィーナスの絵画が数回>>続きを読む

フィツカラルド(1982年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まず冒頭から一貫してフィツカラルドのオペラへの情熱、そしてオペラハウスを建てる夢への強い気持ちが伝わってきた。

アマゾンの自然や動物、そして我々文明人の目から見た実態の分からない先住民の様子や彼らと
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サイコ(1960年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

観る前のイメージはサイコパスなストーカーに追いかけ回されるサスペンスな感じかなと思ってたけど、実際には緊張感や不安を煽るサスペンスではなく、最後にサイコパスの実態が一気に浮かび上がるホラーな感じだった>>続きを読む

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

小さな情報が点と点で繋がっていき、どんどん真実が明らかになっていく過程が良かった。
わずかな情報から手がかりを見つけだし、推理を立てて、調べ上げていく感じが探偵のようで見てて面白かった。
同時にコネを
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昔の作品であることは理解しているけど、ベタというか典型的な若者の映画の構成って感じであまりパッとしなかった。

思春期の苛立ち、不満は全然理解できるけど、その怒りや苦悩の描写が少なくて、彼らの感情が全
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シンデレラ(2015年製作の映画)

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リリージェームズ可愛いすぎんか⁉︎

ストーリーの完成度は高くないけど、こればかりはおとぎ話が元なので仕方がないとは思う。
カボチャが馬車に変わるシーンや動物が従者に変わるシーンなどCGで再現される魔
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今、コロナで深刻な状況下で観ると、描かれていることの正しさや緊迫感などがより一層分かった気がする。

ウイルス兵器説やWHO陰謀説やウイルスに便乗して儲けようとしている人、パニックになって暴徒化する人
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