このレビューはネタバレを含みます
途中まで、ネタバレ無しでお送り致します。
初監督作品がこれはスゴイです、私は映画はもちろん娯楽でエンターテイメントだと思っていますが、掛け値なしのエンターテイメントムービーです。低予算かも知れ>>続きを読む
いや、見てびっくり!の邦画でした。一体どういう評価を受けたのか全く分かりませんが、原作を読んだものと致しましては、かなり上手い映画化だと思いますし、ある1点において原作を越えたと言って良いと私は感じま>>続きを読む
この映画はぜひともネタバレ無しでお送りしたいですし、それが監督の意図するところだと思います。また、そうみんなが思って周りの方にオススメすることさえ折込済みな感じです。
エリートサラリーマンの木村(>>続きを読む
映像化するにあたって恐らくいろいろ考えられたのだと思いますが、最初にこのキャスティングを誰が思いついたのかが、1番気になりました。代助を松田さんが演じる、と聞いて最初はとても意外に感じていました。松田>>続きを読む
美術関係に詳しいわけではないのですが、フェルメールの作品は知っています。その中でも真珠の耳飾りをした作品にまつわる話しです。
内容は非常にありきたりとも言えるのですが、フェルメールの奥さんが上手い>>続きを読む
マッドマックスから急に世紀末感が増すかなり変わった世界観です。が、非常に世界観といい、脚本といい、設定、伏線と練りに練られた完成度の高い作品でした。
2大国による戦争が起こり、石油を求めて暴走族が>>続きを読む
マッドマックス弱者でしたが、とあるイベントに参加する為にマッドマックス最新作を見なければいけなくなり、今から全部見る予定です。なんとなくバイオレンス映画を想像していたわけですが、全然違った映画でした。>>続きを読む
1970年代の新幹線がまだ華やかな(今も華やかなのかも知れませんが、一般的な人々にとって、とお考え下さい)移動手段であったころ、その新幹線に時速80キロ以下にスピードを落とすと爆破する爆弾をしかけた犯>>続きを読む
ゴヤの絵に詳しいわけでもないのですが、「カッコーの巣の上で」や「アマデウス」があまりに面白かったので、監督で選んでみました。で、ゴヤの絵や生涯に関連する映画なのだと勝手に思っていたので(「アマデウス」>>続きを読む
コーエン兄弟の監督作品ですから、とても楽しみに見ました。あまり「良かった!」というと人格を疑われそうなくらいブラックな笑いですし、清々しさからは遠く離れていますが、それでも面白かったです。別にスノッブ>>続きを読む
ドキュメンタリー監督として有名なワイズマン監督作品で、しかもバレエ関係の映画、観てきました。
ワイズマン監督の作品はこれで3本目なのですが、相変わらず鋭すぎる観察者です。これぞまさにドキュメンタリ>>続きを読む
中国のチベット地方に標高4700メートルの秘境「ココシリ」を舞台にした実話を基にした山岳パトロール隊の物語です。
ココシリはとても危険な秘境です、荒涼とした大地で、流砂もあり、しかも広く、そしてとて>>続きを読む
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冷戦時代の東ベルリン、国家保安省(ということは私服警察といいますか、秘密警察といいますか、嫌な仕事です)のヴィースラー大尉は大学でも国家保安省の役員を育て上げる授業も行う程の(そして、その内容は酷く、>>続きを読む
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フォードで長く働き、妻に先立たれ、1人暮らしをし、2人の息子とは疎遠、その娘である孫たちとの関係も非常に薄い、割合見た目に左右されてしまっているように感じさせるステレオタイプな頑固親父であるウォルト。>>続きを読む
カラーの小津作品を初めて見ました。
友人の法事で集まった3人の男たちが、亡き親友の未亡人(原 節子)とその娘の結婚を気にやみ、いろいろ働きかけることから始まる「晩春」の親子が父娘でなく母娘になったか>>続きを読む
北鎌倉に暮らす両親、兄夫婦(兄を笠 智衆、妻を三宅 邦子)、子供2人、妹(原 節子)の大家族(という表現を私は使いましたが、もしかするとその当時では当たり前なのかも知れません)の生活と、やはり娘の結婚>>続きを読む
終戦直後の鎌倉にある早くに妻を亡くした父親(笠 智衆)と娘(原 節子)の親子2人家族の、娘の結婚をめぐる物語です。ストーリィはいたって単純と言ってよいと思います。淡々と描かれる鎌倉とその周辺の景色、鶴>>続きを読む
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1960年代後半のアメリカ、鉄工所に勤める青年のマイケル(ロバート・デ・ニーロ)はグループのリーダーと言える人物で礼儀正しく、しかし羽目を外す時は徹底的に外すハンティングが趣味の男、マイケルがハントの>>続きを読む
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太平洋戦争の激戦地、ガダルカナル島の激戦をアメリカ兵の群像劇で描いた戦争映画なのですが、とにかく映像が綺麗。ひたすらに、繰り返されるまさに天国のような自然の映像、現地の人々の生活の映像、海、木、水、光>>続きを読む
第2次世界大戦直後のロシアにある収容所に併設されている村が舞台のモノクロ映画です。主人公の12歳の少年、母と2人暮らしのワレルカは少年期のどこにももって行きようがない感情を日々何処かにぶつけて生きてい>>続きを読む
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ヘドウィグという人物が、全米をめぐるトミーという歌手と同時に同じ地でライブをしてめぐる旅を続けています、トミーを相手に訴訟を起こして。その歌手の曲は私が作ったものだと訴えて。もちろんトミーは有名ミュー>>続きを読む
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ドキュメンタリー調ではあるものの、設定が未来ですから、いわゆるフェイクドキュメンタリーもの(ですから、監視カメラの映像が差し込まれたり、画面の何処かに時刻が刻まれていたりします)です。ある日アフリカの>>続きを読む
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ゴッサム・シティーという架空の治安が大変悪い都市が舞台で、大富豪青年実業家であり、1人自警団のようなヒーロー、バットマンでもあるブルース(クリスチャン・ベール)は警部補ゴードン(ゲイリー・オールドマン>>続きを読む
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感想は普段見てから時間を多少はかけて書いてから読み返したりしてから、レビューにしてますが、今回はやられてしまって。たった今見終わっての感想です。
梅沢=宮沢りえの、人としての、女としての、悲しさ。私>>続きを読む
高校生の小磯くんは夏休みなのにも関わらずネットでの仮想空間OZ(オズと呼ばれる公的機関さえも取り込んだ言語も瞬時に翻訳される、世界共通のインターネット上の世界で、自身のアバターがその仮想空間で様々なこ>>続きを読む
主人公の真琴(まこと 仲 里依紗)は女子高生、医学部を目指す勉強もスポーツも出来る学級委員タイプの男友達の功介(こうすけ)、美形だが勉強は出来ないけど正義感がある男の千昭(ちあき)との3人でいつもキャ>>続きを読む
映画館で当時の彼女と観た作品。また、その体験が最高の思い出のひとつな作品。
ルースとイジーという2人の女性の友情を描いた作品。その思い出と、時代の影響を楽しみ、生きた最後に訪れる、頑張った人への賛辞>>続きを読む
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とても有名な歯医者さんが出てくる恐ろしい映画です。以前にも見たことがあったのですが、もう1度見たらどう感じるのか知りたくて見てみました。
ニューヨークの町であるドイツ系の老人が、ユダヤ系の老人と車>>続きを読む
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小さな宝石店を朝早くから強盗が襲ってきますが、店主の銃撃による反撃で失敗、車で待機していた男が仲間を置いて逃亡するところから、物語は進行するのですが、様々な人の思惑が重なり合い、しかも見せ方が時間の流>>続きを読む
英国紳士的な男で作家のバジルはギリシャの鉱山を遺産として受け取ったために、ギリシャのクレタ島にやってきます。その船に居合わせた非常にエネルギッシュな男ゾルバを鉱山の開発者に雇い入れたことから、2人の関>>続きを読む
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正直この映画の宣伝では全く何も感じなかったのですが、レンタル店で見かけたときに気になったのはサム・メンデス監督作品だ、ということです。なので借りてみました。やはり「アメリカン・ビューティー」は傑作だと>>続きを読む
幼き頃に母を病気で亡くした男の子ユウは敬虔なカトリックの信者でもあり、後に神父にまでなる父テツとの2人暮らし。その神父になった父テツに取り入ろうとするかなり直情的な女性のカオリに次第に乱されていく家庭>>続きを読む
うーん、私は大好きな監督ですし、最高傑作未来世紀ブラジルみたいな設定とガジェットも多いですし、期待が高すぎたのかも知れませんが…
クリストフ・ヴァルツはカッコイイけど、このキャラクターはあまり似合わ>>続きを読む
ある3人兄弟が、父の死をきっかけに疎遠になってしまった後、もう一度絆を取り戻そうとする姿を描いた、それでいて奇妙なまでにコメディタッチでありながらもシリアスな部分もあり、その混じり具合が絶妙な映画でし>>続きを読む
何気なく、タイトルで気になったので見ましたが、なかなか良かったです。不眠ネタも今はなかなかいいです、不眠症じゃないけど分かりますし。
美大生のベンは恋人に振られてしまったために不眠症に悩まされま>>続きを読む
史実モノ、という事と、医学に関連している、という事で見ました。実際のどこまで事実に即しているのか?は分かりませんが、とても迫ってくる映画でした。
1985年、アメリカでも保守的と言われるテキサス>>続きを読む