自分の人生が自分から
水面に揺れ反射するように
ゆらゆらと離れていく日々。
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ざわざわと人生から逃れない人々が
ざわざわと動いていた。
物語の視線がシニカルに固定されているから、
「愚かな>>続きを読む
信頼できない語り手。
でも真摯な聞き手。
僕はあなたで、あなたは僕。
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2019年最後に観た映画。
ふさわしかった。
涙は最初から何度も溢れたよ。
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ボブディランの『タイムアウトオ>>続きを読む
スターウォーズシリーズの面白いところは何回も何回も歴史を繰り返すってこと。
宇宙船への侵入も裏切りや真相も。
見る度に、これはまんま何作品目とおんなじだ!って、興奮する。
今作もしっかりそれがあ>>続きを読む
答えを求めているじゃなくて、
本当は答えを求められたい。
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これはTV用に作られたハル・ハートリー作品。これを流すって、なんて素敵なブラウン管なんだろう。少しだけ遠い(もう近くはない)時代と>>続きを読む
頭でっかちと恋(オペラバージョン)
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吉祥寺アップリンクのハードリー特集に鑑賞。
エイドリアンシェリーが綺麗ってことと、
本の虫(=知識)が
理想に踊らされながら、
実践的な恋に振り回され>>続きを読む
ひとりぼっちではない、才能のない僕たち多数。
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吉祥寺アップリンクのハートリー特集にて。
これまた皮肉なタイトル。
『成功の理論』
決して成功することないだろう若者たちがお互いを身を寄せ会>>続きを読む
大志だけではどこにも行けない。
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吉祥寺アップリンクのハートリー特集にて鑑賞。
殴り合いの闘いや謎の名声
自分だけの空想が暴れまわって
最後には仕事を追われ
囁く絶望のポエトリーに返す言葉>>続きを読む
神を笑わせる方法は?
計画を立てる。
この直後ほんの10秒間の沈黙の演技に
震えた。
思わず巻き戻した。
人と鑑賞。
自分としては3回目くらいだけど、相変わらずたっぷり三時間観てられるのはすごいなぁ。
前半のサクセスストーリーは愉快で、
中盤からは破茶滅茶で痛快。
ディカプリオの変態的な演技も微笑まし>>続きを読む
駄目だ、おかしいんだ、しっかりしないと、しっかりやり直さないと。
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ドラッグ中毒の母、二重人格予備軍の妹、別れた父、排他的な叔母。
同級生とも馴染めない。
その中で育ってきたイーライは、お前>>続きを読む
死んでたって、良い人は結構いるさ。
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ハロウィンだし、何か見ねば!と思い立って、やっぱりティムバートンに行き着いた。
初鑑賞だけれど、物語、かなりてんやわんやだなぁ(笑)
80-90年代ゴ>>続きを読む
そして復讐の鬼と化した。
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こちらは、スペイン生まれの独特なセンスを持つペドロ・アルモドバル監督の記念すべき1作品目。
人間の欲望にうっすら焦点を当てながらも、
破茶滅茶かつナンセンスなユ>>続きを読む
ここにいるはずじゃなかった!!
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お気楽コメディの名手ともいえようケヴィンスミスの記念すべき1作品目。自主制作ならではのオフビート感やコミカルでシュールな章立てはジム・ジョームッシュのような>>続きを読む
賭けへの恋。
恋への賭け。
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ジャックドゥミの作品が気楽に観られるっていいね。
噂どおり、オープニングショット華麗だなぁ。
ジャンヌモロー演じる賭けに魅了される女は典型的なダメ女で無思慮。>>続きを読む
覚えておくことは片手数えられるほど、
なんて足りひん!
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相米慎二監督作品の中でもとっても評価されていて、いつか観たいなぁと思っていたが、東京のTSUTAYAではほとんど取り扱いがなく、しか>>続きを読む
太陽の真下で!
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ゴダール作品の天使的存在、アンナ・カリーナ出演のミュージカル作品。元はテレビ放映用に製作されたものらしく。幻の作品ということで、映画館に駆けつける。オシャレな女性客が多かっ>>続きを読む
奇跡とは何か。
神が起こすものではない、という証明。
神の選択のゆらぎと
神の存在のゆらぎ。
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グザヴィエドラン監督が出演している作品。タイトル通り、命と信仰を巡りながら一つの航空機事故に>>続きを読む
自分が分からない、抑えきれない。
でも恋も同じ。
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ポール・トーマス・アンダーソン監督の作品。
この映画、最近じわじわ評価され始めている印象で思わず鑑賞。
さながらアメリカの短編小説のような>>続きを読む
死に様が生き様。
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完全にタランティーノの流れで鑑賞。
ハーモニカとエンニオ・モリコーネの劇伴が大音量で流れる。
劇場はオジさんだらけ。
これがマカロニ・ウェスタンか。
カッコよすぎて何故だ>>続きを読む
そりゃ落ち込むこともある。
そりゃそれが病的になることもある。
自分じゃ考えれなくてもクール。
自分じゃ考えらないからクール。
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エマ・ロバーツが出ていたので惹かれてNetflixにて視聴。>>続きを読む
かかってこい、孤独。
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グレタ・ガーウィグ×等身大の私的物語。
やっぱりこういった役をやらせたら、キャラクターがあまりにも生き生きして夢中で見れてしまうのが彼女の魅力。
学生時代からの唯一>>続きを読む
自分のことが全てじゃないって思えたら、
もう怖くない。
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享年90歳にして今年の春先に亡くなってしまったアニエス・ヴァルダの代表作の一つ。
今年春先映画館で見たけれど、しっかり見直したくて、>>続きを読む
女には三つの種類がある。
彼女は幾つの表情を持つ?
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ゴダール×アンナ・カリーナという名コンビの作品。
女優を目指して夫と別れたナナが、娼婦になっていく物語。
しかし、そこにジメジメとした湿>>続きを読む
スプーンはそこにない。
曲げるのはスプーンではなく、自分。
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自分がキッズの時に一世風靡していたSF金字塔。
4DXで鑑賞。もはやアトラクション。
ただ、こうやって久々に大人になってから観る>>続きを読む
午前10時の映画祭にて鑑賞。
やっぱり好きな映画。
初めて見たのが高校の修学旅行先で、抜け出してツタヤ行って、借りて、友達と笑いながら、中盤からはしんみりと一緒に見た作品。
その日から何度も見たけれ>>続きを読む
午前10時の映画祭にて鑑賞。
宮殿を抜け出して、トラックの荷台に乗り込んだ時のオードリーヘップバーンの表情は、これでもかってくらい輝いています。
印象的なのは最後のシークエンス。
アン王女が会見を>>続きを読む
好きなものだから、好きなだけやりたい。
好きなものだから、守りたい。
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タランティーノ最新作、しかもブラッドピッド×ディカプリオ、しかも舞台は在りし日のハリウッド。もう最高だったぁ……。>>続きを読む
君たちと過ごせて、
ただただ楽しかった。
楽しかった。
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初めて観ました!
もうそろそろ半世紀前の映画になることに驚きます。僕なんて生まれてもいないけれど、こんなにもノスタルジーを感じるのは>>続きを読む
自然な演技でも、自然ではない。
自然な行為でも、自然ではない。
あなたが私を見ていて、
私が世界を見ている。
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前田敦子×ウズベキスタン×黒沢清、という想像を超える組み合わせだけれど、友人が>>続きを読む