900元、天然のスクリーン。知ってはいたけどもやはり衝撃。
窓の外、出入口、玄関先。異性の存在を介して、三人の少年が様々なフレームの中に飛び込んだり、それを覗き込んだりすることで、観ているこちらは…
記録
自伝的作品はその本当らしさからやはり高い評価を受けるのかなと思う、勿論今作も素晴らしい作品。『光陰的故事』から始まる、所謂台湾ニューシネマとして、高い写実性を有している。
この映画は特定の…
彼らと国も生まれ育った土地も言葉も生活も性別も違うけど、あの年頃のあの感覚、大人にならなければいけなくなったあの時の気持ちはなんとなく分かるよ、なんとなく覚えてるよ。
なんだか懐かしくてセンチメン…
アチンが子どもから大人になっていく過程をこんなに自然に見せてくれて素晴らしい。率直な提示というか等身大というかすぐ側にある話みたいに感じられる。ケンカシーンも多いけど見た後は切ないながら清々しい。あ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
感情移入をしようとしてもできない。立ち入らせない。ただ見てることしかない。
そしてその見てるのをすべて背負ってひとりで立つようなあの女の子のすごさ。奥行きがあってあの男の子も見てるけど劇場の観客の色…
いつまでもバカみたいにじゃれ合っていたいが、やがて現実とも直面せざるを得なくなり、その摩擦の中でもがき始める思春期・青年期の男子たちの空気感をリアルに捉えている。リアルというより「ストレートに」と言…
>>続きを読む見分けのつかない少年たちの中から、途中で阿清が主人公として立ち上がってくるのが良かった。阿清の幼少期の回想を挟むタイミングもその内容も素晴らしい。
額の凹んだお父さんが出てくる映画が他にもあったはず…