侯孝賢が朱天文の脚本を得て撮り上げた、自伝的色合いの青春映画。台湾の田舎、風櫃の3人の少年。ビリヤード場に入りびたり、無気力な日々。しかし家族を支えなければならない。3人で高雄に職を得るが、工場仕事…
>>続きを読む侯孝賢監督作品。
初期の侯孝賢のテーマや作家性が観やすい形で集約されている傑作だった。
田舎から都会へ、出会いと別れ、少年から大人へ、という様々なイニシエーションを丁寧かつ繊細に描いている。そし…
再見
主演のニウ ツェンザーの表情が言葉少ない台詞の行間を埋めて鑑賞者の心に直接に語りかける。
野球が好きだった父、好きな野球で傷を負い別人になってしまった父の思い出は、父が亡くなった知らせを聞いて…
ホウ・シャオシェンは「童年往事」が観たくて、シネマメンバーズの配信が5月末までと聞き、慌てて加入。まずは青春4部作の1作目のこちらから。台湾ニューシネマ的な旗手的な位置付け。
喧嘩に明け暮れて青春謳…
波を後ろにラインダンスするシーンや奥行きのある構図だとか、かなり印象的だった。ダフ屋に騙されて、窓がスクリーンみたいになってる感じも。
『恋恋風塵』といい、ホウ・シャオシェンの切なくてノスタルジアを…