1958年題名から福岡と思ったら、昭和30年代の親不孝通りは、不良大学生が夜遊びに耽る銀座だった。
大学生カツヤ役の川口浩は、桂木洋子演じる姉貴と二人暮らし。証券マンの船越英二に弄ばれる桂木洋子。…
増村保造監督、川口浩・野添ひとみ共演作。
就職への不安を抱えながらも、毎晩銀座の歓楽街 <親不孝通り> で遊び呆けている主人公・川口浩。
姉の桂木洋子を妊娠させ捨てた恋人・船越英二への復讐のために…
@新文芸坐
増村作品の中でもかなり好きかもしれん。
姉を孕ませた挙句捨てた船越英二に復讐するため、その妹の野添ひとみに近づいて同じことをするというあらすじで、いくらでもドロドロな話にできそうなのに…
桂木洋子が姉ちゃんだったら男は全員シスコン化すると思う。80分の間断なきビート。残虐で良い。最後の甘さが寧ろ男尊女卑(増村も流して撮ってるように見える)。弄ばれて捨てられた後クラブに川口浩を訪ねた野…
>>続きを読むボーリングの球、爆走する車、忙しなく喋りまくる人間の群れ、など喧騒と高速を際立たせた作劇。最後、川口浩と野添ひとみが破局したままなら完璧な傑作だった。
女性をレイプしてゴミのように捨てるあたり、太陽…
このレビューはネタバレを含みます
ちょっと良すぎませんか?
レイプから始まる恋愛って時点でイカれてるが恋は盲目とはこのことか 愛の強度が強すぎる
ドライブ中の女同士の会話も良いが、ロッジに着いてから女性が生きていく厳しさを憂う会話…
女学生たちの「大学で学んだことは全部無駄」「食ってくにはさっさと結婚しなくちゃ」みたいな女性目線からの少し冷めたジェンダー観も挟まれるが、作品の構造としては結局男性に消費される女性像でしかない(おそ…
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