コバルトブルーの作品情報・感想・評価・動画配信

「コバルトブルー」に投稿された感想・評価

インドの同性愛映画は初めてかな。あ、女性同士のは観たことあるか。

この作品と比較されている『君の名前で僕を呼んで』が全く響かなかった私だが、こちらの方は、同性愛=犯罪とされていた時代だけあり、人を愛することの重みを幾分感じられることで、まぁまぁ見れたかな、という印象。

にしても、インド人だけあり、おっきいお目々トロ〜ンの主人公も、一目見ただけで蒸せ返るほどのフェロモンを解き放ちつつ、声までもフェロモンかーい!なムキムキ下宿人も、2人とも濃過ぎるから、チラリと何気なく視線を交わしただけで、超意味ありげな見つめ合いになるの凄いわ。

あと、どうでもいいけど、みかんブッシューー!!のシーン笑った。
序盤で「モーリス」言及がなされるように、フォースター/アイヴォリー・オマージュ丸出しだし、「君の名前で僕を呼んで」の二番煎じだなとは思うものの、「君の名前で〜」より何倍も素晴らしかった。フォースターのインド的解釈、というような趣もあって夢中で見てしまった。
作家志望の学生タナイの家に年上の男性が下宿に来たことで関係を持つが…な話。
前半のザ・ゲイロマンス的な展開からこのまま続くのかな〜と思いきや、あいつほんと……。
インドならではの文化や宗教とLGBTQの在り方やテーマの愛と孤独の掛け合わせは面白かったです。でも下宿人の行動原理がうまく汲み取れなくてただ掻き回す人として見てしまった。結果的には次のステップのキッカケにはなったんだけどさ…。
全体の雰囲気やテーマは好みだったのでそこは良かったです!
はじまりの電話のシーンが不快すぎて見るのをやめたけど、レビューを見て続きが気になってきた
四元

四元の感想・評価

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確かに前半はかなりインド版CMBYN的な感じなんだけども、後半からは一気に「インドでマイノリティとして生きていくということ」みたいなデカめテーマになっていき、フェミニズムの要素も入ってくる
それでいてちゃんとまとまっていて見やすかったし、良かったと思います
tora

toraの感想・評価

3.8
単なるLGBT映画ではなく、やはりインドで描かれていることの重みが違う。同じ題材であっても、文化慣習歴史が違えば意味は全く異なり、そこが重要。女性を描くことですら意味は異なる。
だからこそ、価値があると思う。
インドの自然と美しい色彩だからこそ映える青。にしても、兄妹がよく似てた。
音楽も良かった。
N

Nの感想・評価

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首筋のコバルトブルー......!!!!と突然現れた象......!!!!

主人公と妹、尼僧、先生の気持ちをぐるぐる考えてしまって、もう...。妹がカツラを脱ぎ捨て短パンで駆けていくシーンが最高すぎた、誰よりも幸せを願ってるよ...。
映画観てからちょっと調べてみただけで、2018年までインドでは同性愛の性行為が禁止されていたって分かって...本当ですか...。
lim

limの感想・評価

3.6
まあ確かに途中まではあの作品を思い出すような設定と雰囲気が似ってる感もしたけど、最後まで観たら全然違う気がする。
親や世間に同性愛とか女の子の自由が許されてない風情で自分の愛を誰にも言えずだんまりしてる主人公より堂々と前向きで自分の意志がハッキリしていた妹が印象に残った!
肉浪費

肉浪費の感想・評価

3.9
この家庭の危機はインド激震の奔流によるもの
まだまだ新機軸を更新し続けるボリウッドの、名前を呼んで欲しいくらいの西側の風が吹き抜けそうな文化の交流、価値観の交流、インド映画の"性"の合流なアート「同性愛映画」➕

※あらすじ、もろにネタバレですやん!?(例の如く興味あるものは読まずに鑑賞)なやらかしなので、できれば読まずに予告も見ずにゲーイームービーという前提だけで観ることをオススメします

単純に言えば、インド小説に原作があるのかも知れませんが、ボリウッド(インド)版イタリアを舞台にした4ヶ国合作映画『君の名前で僕を呼んで』と言えるべき映画です。(リメイクとは言わず)
でもこの映画がいいと言えるのは、いくつものボリウッド映画を観てる方なら頷けると思いますが、"インド映画っぽくないタッチなのに、インド文化をきちんと取り入れて、その「混乱」を描いた"「(兄妹それぞれの)ラブストーリー」なんです。
そこが『君の名で(略)』と差別化ができてるし、ある意味では"インド社会において"先達映画より「発展性」のあるストーリーになっているんです。
そういう意味でもNetflix'sボリウッダーとしては「更新」として太鼓判押さざるをえないかなぁと思いますw

ま、クズカス野郎に翻弄される「ラブストーリー」と評すと社会性もロマンスもにべもなくなるんですが…(笑)

主人公を演じるニーレイ・メヘンダレさんはニヤニヤ顔がよく似合う目がくりくりした童顔、「ラミ・マレック」さん系統のお顔。そして相手役のブラティーク・バッハルさん(独りポスターイメージになってる奴)は顔が濃い!wこういっちゃなんですが、ハリウッド映画でストリップダンサー役をやってそうなマンダムなお顔w 『タイガー・バレット』、『きっと、またあえる』にも出演、顔濃ゆいのになぜか記憶が不鮮明…
そういう対極的な見た目ですから、そういった同性愛作品を性的に消費する女性諸氏には乙な夢膨らむ関係性の映画となると思いますw

でもこんな完成されたお幸せに!な間柄に割って入るのが、ボーイッシュ「妹」の存在で、彼女は彼女でスポーツ自立を目指しながらも父権、男性兄弟優位の家系圧迫に挟まれる"インド社会の女性"を代表する存在なんです。
いくらくりくりボーイッシュ短髪で素っ気ない出で立ちでも美人であることは隠せないのがボリウッドヒロインらしいっちゃらしいですがw

ここで、この映画により一層の深みを与えてるのが、主人公と妹の"両側"に役割を持って"インド史の被害者(いいなり)"としてそれぞれ存在した事なんです。

主人公側では、最初にいい感じにゲーイーな雰囲気に突入するかに見えた先生(教授?)がお互いに"同性愛者"であることを感じとり、「我々は犯罪者だ」だと英国植民地時代からの法であることを示唆し、自由に人を愛せないことを呪う味のある演技を見せつけます。
この教師との恋仲を綴る物語だったら、年齢設定が一周りもこっちが重ねてる違いはあっても完全に『君の名で(略)』に似通ったストーリーテリングになっていたところを、外しとして別の闖入者(ダンディ)とのラぁブが渋さとなって効いてくる話になってきます。
そして妹側は、彼女をつかず離れずに支え抜いてくれた「シスター」の存在でしょう。彼女も先生と同じく"失った過去と意図しない現在"を感じさせるボロッと出た発言があり、妹に自身の過去の姿を重ねたのでしょう…
ちょっと彼女との関係については、自分だけだとは思わないんですがw(妹とデキてるのでは…?)と予想した人が必ずいたはずwwはずよね?
そうなると、W不倫ならぬW同性愛者排出家庭でちょっと話作りが刺激的ゴシップテイストで"完全崩壊家族"の上に収拾がつかなさそうなドロッドロな展開にならず安心しました(笑)

またもや筆が進んで進んで映像面でもボリウッドでは珍しく称賛したいのですがw
ストーリーは『君の名で』がベースの域を超えて、うまい具合に✖2乗の畳がけで"インド社会問題とフィットさせた"胆力があったのに、肝心なのはオチですよ…
どうにも"既視感"が強過ぎるだけに、"逃げ"とも捉えかねない"既存のオチ"…
今回ばかりはこう!っていう的確案を挙げるのは避けますが、踏み込んだストーリーラインにはまた一味違った"踏み込んだオチ"が欲しいだけに、評価も踏み込み切れなかったのが惜しいところ!

このレビューはネタバレを含みます

2022年21作目。

内容はよく分からなかった…

印象に残った言葉は、私たちはインドでは犯罪者だってところ。

でも好きな人に振られたからって、自分を好きな人になぐさめてもらうのは、相手に失礼だ!!!
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