生れてはみたけれどの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『生れてはみたけれど』に投稿された感想・評価

【活動写真のお父さん】2022年140本目

小津安二郎サイレント映画の傑作と言われている今作。

1932年に公開された当時、日本は世界恐慌の影響を受け不況の時期に突入していた。そんな世相を表した…

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1932年公開
監督:小津安二郎
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家庭で厳格な父親が、会社の重役にゴマすりをする様子を見てしまった息子たちのもやもやを描いたお話。

白黒でサイレントで、慣れないとなかなか現代人に…

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まさか初期のサイレント映画まで観れるとは

大人も子供も変わらないのに…結局誰とも分かり合えないんだ…
子供の頃ってこういうのずっと考えてはぐるぐる悩んでいたと思う
親が自分の中で1番の存在だから、きっと悩むことも多かった。
すごく素敵な話だと思った。
eirain
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生まれたはみたけれど。

足をばたつかせるくらいしか、できないんだよな。
4.3
低徊趣味って言われるとそうかもしれない

こんな父ちゃん、見とうなかった。

この時代、父親の威厳は絶対的なものだろうだから、重役の機嫌を取るために道化を演じる父親の姿は幼い兄弟にはショックだったに違いない。父親への反抗も信奉心の裏返しと思…

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子供たちの日常とサラリーマンの生活を対比して描いていく小津安二郎のサイレント期を代表とする映画
この当時から既に構図がピッタリとキマッていたのが小津安二郎らしい
子供の視点からなぜ大人は頭を下げなく…

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