お前は最低、ベルモントが唇をぬぐう所作が反復される。ジーンセバーグが真似をするのだが、とてもキュートだ。
敬愛するヒューストンのマルタの鷹のサム・スペードを演じるボギーの所作から来ているらしいのだが…
「エロティシズムと愛に違いはない。」
これを聞いてどこか満足そうな女の表情が印象的だった。ヌーヴェルヴァーグの背景を知らないと理解しづらい。映画とは何なのか。映画そのものを問い直すような作品だと思っ…
2022年の再見19本目。 初見から12年。
映画の感想は書きません。
さよなら、ゴダールさん、
最後まで自分のわがままを貫いたんですね。
でも、20年前に高松宮殿下記念世界文化賞を頂かれた時…
ジーン•セバーグの可愛らしさと、ベルモンドの愛嬌で成り立つ実験的映画?
原案トリュフォー、顧問にシャブロム、ジャン•ピエール•メルヴィル(彼は作家役で出演も)という豪華さよ。「密告者って最低よね」…
このポスターの、4Kレストア版を、梅田のテアトル梅田に観に行ったので、こっちでレビュー。
ゴダール、衝撃のデビウ作。
ロケ、即興演出、ジャンプカット。
ヌーヴェルヴァーグの嚆矢にして、決定版。
…
口八丁なチンピラ男の逃走にインテリ指向の女が絡むという軽佻浮薄な浮世の一幕。のちのゴダール作品に見られる飛躍した文学性の原型が見て取れるが、気にならない程度。当時としては常識外れのリアルなカメラワー…
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