TAR/ターに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『TAR/ター』に投稿された感想・評価

Lin
4.5
被害者の顔が最後まで一切出てこないことで、「天才的で」「かっこいい」「強い」リディアの視点で見ていて、気づけば最後までリディア(加害者)の味方でいそうな自分に驚いた。

ネットフリックスの
吹き替え版も含めての
配信が本日迄な上に、
DVD・BDは吹替音声未収録
という許すまじ&貴重すぎる為
鑑賞に次ぐ鑑賞~。

2022年のアメリカ合衆国のドラマ映画で、
監督と脚…

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ay
4.4
凄すぎた。長回しでしゃべりまくるケイト・ブランシェット様の圧倒的な存在感が印象的。SNS時代に釘を刺す内容でよかったし苦しかった。
4.3
ケイト・ブランシェットの集中力と演技力の高さに圧倒される。
主にリディアに焦点を当て、多くの説明は加えずに表現しようとする作風が繊細。
keyma
4.1
凡人に殺される天才、大衆に破壊される権威。それが悲劇的に進行していくとする描き方、被害者意識に、両者の敵対関係を自明とする現実が表れている。
oka
4.3

「しかし彼女が立っているのは決して転落した先の場所ではなく、エキサイティングで希望に満ちた場所なのです。私はあのシーンを、彼女にとっての救いの可能性として描きました」(監督インタビュー)つまり、彼女…

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mtak
4.5

この作品は、クラシック音楽界という特権的で閉鎖的な舞台を背景にしながらも、描いているのは極めて現実的で日常的な権力と倫理の崩壊である。
ターという人物の転落劇は、芸術家特有の特異な環境に限らず、あら…

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無い
4.6

このレビューはネタバレを含みます

3回くらい観てわかってきた。

これはキャンセルカルチャーでなく呪いの物語。完全なるホラー映画の類。

TARが若いチェリストと交わった途端に呪いは始まり、顔面の怪我、楽譜の紛失、チェリストからの愛…

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4.5

アーティストが罪人だった場合、生み出されたアートにも罪はあるのか。アーティストとアートは切り離せないのか?
サイコスリラーを期待していたら、普遍的なテーマに現代的な視点で切り込む哲学書のような映画に…

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傑作だ。

公民権運動の指導者、キング牧師は私生活では奔放だったという記録もある。だからどうだ、と言うわけではなく、事実としてそうだ。

人間は欲深く、不誠実で、嘘つきだ。そして性に奔放で、人を騙し…

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