【耳の聞こえないケイコの日常にある、熱気あふれるボクシングとの絆】
take-(Li)-A-chance!
ー当たって砕けろ!ー
ずーーっとクリップしてた作品を、今回ようやく観れた!
ざら…
じんわりきて泣けた。
少しずつ変化してく日常や出来事に困惑しても順応していかなければならないし、過ぎてく日々で増える人との関わりで前向きになることもある。残酷なこともあるけど、それでも次に向かおうと…
主人公は耳が聞こえないのもあって、セリフは少なめ。映像と音で空気感を表現していて、音楽も殆ど無い。
日常的な物語で、身近で愛されているというか、そういう人の温もりというか、人本来の温もりを描いたよ…
主人公がボクシングを続けている動機や、拳を酷使しながらもネイルが丁寧に塗られていることの「曖昧さ」が、ボクシング映画特有のスポ根の呪縛から解放されるように機能しており、ボクシングのある「日常」へ焦点…
>>続きを読む©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS