この物語って、ある意味よくある家族の話なんですよね‥まあタルラは、物語を動かすためのちょっと特殊な存在かもしれないけど。
そんな、わりと身近な家族が描かれるぶん、一人一人の心情にじっくりと寄り添っ…
邦題にある“午前4時”とは自然現象としての夜明けの時間ではなく、深夜番組である『夜の乗客たち』の放送が終了する時間だ。
それまでの時間に、それぞれの人々は社会的な肩書のない個人/孤人として静かに他…
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記録
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2025/07/30
2回目。
2日連続で観てしまった。
孤独というものが昔は常に側にあったのに、いつの間にか考えなくなっていたことに気付かされた。考えなかったので…
夜中から明け方のキンと澄んだ空気感を堪能
パリの街を背景に、窓辺に腰掛けてタバコを吸うエリザベートの画があまりにも美しく、グッとくるものがある。タルラがアンハサウェイみがあり魅力的
なぜいま、80…
最初に絶望が提示され、そこから徐々に立ち直っていく物語に思える。
しかし実態はどうか。事実としては前に進んでいる。だが形而上的な希望は見えない。彼らはどこへ進んでいきたいのだろう。時代とはそ…
過激でもアートでも作家主義的でもない普通のフランス映画
本当に80年代パリにこの撮影の質感が見合ってるのかはわからないが、深夜のラジオ局、人気の少ないパリ、高層マンションの一角にある部屋、主だった…
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