劇場 No 52
76点
大分シネマ&温泉旅の3本目。シャルロット・ゲンズブールで家族の絆を描いた静かな作品。1981年のパリ。夫が家を出て行ったため、シングルマザーとして二人の子供たちと暮ら…
邦題にある“午前4時”とは自然現象としての夜明けの時間ではなく、深夜番組である『夜の乗客たち』の放送が終了する時間だ。
それまでの時間に、それぞれの人々は社会的な肩書のない個人/孤人として静かに他…
7/29
記録
-----
2025/07/30
2回目。
2日連続で観てしまった。
孤独というものが昔は常に側にあったのに、いつの間にか考えなくなっていたことに気付かされた。考えなかったので…
夜中から明け方のキンと澄んだ空気感を堪能
パリの街を背景に、窓辺に腰掛けてタバコを吸うエリザベートの画があまりにも美しく、グッとくるものがある。タルラがアンハサウェイみがあり魅力的
なぜいま、80…
最初に絶望が提示され、そこから徐々に立ち直っていく物語に思える。
しかし実態はどうか。事実としては前に進んでいる。だが形而上的な希望は見えない。彼らはどこへ進んでいきたいのだろう。時代とはそ…
過激でもアートでも作家主義的でもない普通のフランス映画
本当に80年代パリにこの撮影の質感が見合ってるのかはわからないが、深夜のラジオ局、人気の少ないパリ、高層マンションの一角にある部屋、主だった…
© 2021 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA