たったひとつの小さな願いすら、他人の政治的な思惑や宗教観によってなかなか果たされない。人と人が交わることで生じるままならなさが、中心に遺灰を据えることでおかしくどこか愛らしいテイストに消化されている…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
内容が全くわからなかった!!!
作家に詳しい人向け!
というのも、前半の遺灰をシチリアへ送るパートはよかったんたんだけど、後半のカラーパートで語られる作家の遺作「釘」が妙に長めな上に、話の意図をつ…
作家ピランデッロの遺灰を運ぶ物語。
鑑賞後慌ててピランデッロ作品を読んだが、冒頭部は『ある一日』からだったんだなと気付き、探せばきっと様々なピランデッロ作品が散りばめられているんだろうと思う。拾いき…
遺灰が語り部になって珍道中を実況する…みたいな感じなのかなと思って観に行きましたが、その心の声は序盤で終わり、あとは珍道中というか人を選ぶ笑いと、遺灰の行く末と、まさかの違う物語が始まるという、終始…
>>続きを読む予告編だけで3、4回は観たと思う。
絶対に観るべき映画のような気がして、封切りを心待ちにし、ようやく封切りされ、早いうちに観に行ったのだが、結果的には「予告編で見ていたシーンがほとんど」なのが残念だ…
© Umberto Montiroli