人生を終えて灰になった自分にこんなにも他人が関わって、念願だったシチリアに運んでもらうなんて。
本人はもう知る由もないが、もし何処かで見ていたらさぞかし楽しい旅だったろう。
最後のお話と分けた意味…
なんかよく分からなかった…
静かなトーンだけど、コメディ的な要素もあるのかな。
遺灰が容器に入りきらず、男がひとり処分を押し付けられる。「え、俺が片付けるの…」みたいな間。
子供用の短い棺桶を盛大に…
作家ピランデッロの遺灰をシチリア海にばら撒くまでの話と、ピランデッロの短編。
解説読んで何となく理解。
まあピランデッロ何作か読んでないと深読み出来ないなぁ。
争いという時代からの脱却。その脱却した…
友達が薦めてくれたヤツ、どうもその人はめっちゃ泣いたらしい。こ!れ!が!絶妙にわからんかった……関西弁で言うといわゆる「しゅっとした」映画やと思いました。権威ある作家が亡くなって、遺言では遺灰を故郷…
>>続きを読むむずい。
私にはあまり理解ができなかったし、眠りに誘われながら多分最後まで見れたと思う。
私の理解では、
主人公は著名な文学の人で死んで遺灰になり、祖国で希望の埋葬されるまでを描いている。偉大な遺…
ノーベル賞作家のピランデッロの今際の際の場面から物語は始まる。
彼は「自分が死んだら遺灰は撒いて形を残さないようにして欲しい。それが無理なら生まれ故郷のシチリア島の岩石に埋めて欲しい」と遺言を残す。…
死にゆく際の混濁した意識、みるみる育ち老けていく子供達。視点人物の半生を早送りしているかのような冒頭から、遺言に従って故郷へ向かう遺灰の物語になる。飛行機への同乗を拒まれたり、カードゲームの台にされ…
>>続きを読む壺に入った遺灰が主人公。
そこが面白い。
だけど、遺灰が主人公なので派手な事は起こらずに、遺書にある通り故郷まで運ぼうとするが、その途中で度々ハプニングが起こるという内容。
結局すごく時間かかったな…
© Umberto Montiroli