とてつもない怒りと葛藤の堂々巡りがリアル。この少年が無関係の人間なら、過去に悪いことして今は頑張って更生に向かっていると好意的に見てしまうかもしれない。しかし私もみてて最後まで許せなかったし、このま…
>>続きを読むただひたすらに仏頂面のオッサンの後頭部を追いかける。その挙動が彼の平穏ならざる胸中を映し出す。深い悲しみを負う彼。きっかけは一人の少年だった。憎しみに身を任せられるほど若くはない。だが、そう易々と割…
>>続きを読む見せかたが上手い。
主人公と少年が2人きりになるたび何か起こるんじゃないかとドキドキした。
復讐したい、でもできない。
赦したい、でも赦せない。
無言の中に、主人公の心の葛藤が見事に表現されてい…
現実に生きている自分ならば、赦すことも復讐することもできない。どちらにせよ、そんな勇気は起きない。憎き人間と向き合う映画を観るたびに、映画としては面白く観ながらも、ぼんやりとそんなことを考えていた。…
>>続きを読むぐちゃぐちゃに泣いた。ダルデンヌ兄弟すごい。
私は、自分の強みのひとつを「人を許せること」だと思っている。
私は優しいから人を許すのではない。許すことを、自分の生き方として選択しているからだ。
そ…
息子を殺した少年と再会する父親。
息子を失った父親オリヴィエが息子を殺して出所してきた少年フランシスと夜食のパンを食べる場面。フランシスが示した場所の距離をオリヴィエが目測で当てる。互いの微妙な…
かつて息子を殺した青年が服役して見習いに来た。複雑な思いの中で、男は何も言わずに研修と世話を続ける。余白を多く残す主人公に様々な葛藤が見える。急ブレーキで青年を起こすシーンはリアリティがあって良い。…
>>続きを読む今回未見だったダルデンヌ兄弟作品をまとめて観られたのだけれど、本作が、誤解をおそれずに言えば1番面白かった。
説明無しで進む序盤は、主人公の挙動不審振りを彼の背中越しに見せられ続けて戸惑いが大きくな…