被害者の遺族である父親の目線や考えも、それを知らない加害者の少年も、リアルだなぁという印象
最初はカメラも寄りだし、オリヴィエの奇怪な行動(ストーカーみたい)に気味悪さと怖さを覚えて、これをずっと…
長回しに次ぐ長回しに次ぐ長回しに(ry
とにかくシーンごとのつなぎ方がとても心地よく、1つの長回しでできていると錯覚できるレベル。
喋る以上に黙々と作業に励んで、結局それが最も効率的にドラマを語っ…
『イゴールの約束』と続けて観たが両作共にラストシーンがアスガー・ファルハディ監督作の様だ。
主演のオリヴィエ・グルメは『イゴールの約束』『ロゼッタ』に続いて、ダルデンヌ兄弟作品に出演、3本目にして…
自分の息子を殺害した少年フランシスに対峙する父親オリヴィエを描いた物語。
加害者の少年フランシスの存在を知り最初は木エクラスへの受け入れを拒否するが、心の動揺と葛藤しながらフランシスを受け入れるオリ…
フランシスと関わる事で息子の怪訝なまなざしを受けてでもその存在を感じたいのかなとか、彼のまなざしを息子の様に感じてるのかなとか、セリフ量が少ない分そんな事を考える余白があった
カメラアングルもずっと…
セリフ量の少なさ
独特なカメラワーク
基本的に大きく感情を吐露するシーンや、会話をするシーンがほぼ無い
それゆえに、現実世界でのドキュメンタリー映像のよう
またカメラワークを主人公の背後、首筋…
当人すらも上手く原理を説明できなさそうな振る舞いが続くが、少年を見るたび巨体を一瞬硬直させ、強い関心を向けながらも向こうから近づかれると突き放すような様子には、我が子を殺した人間に対峙したときの反応…
>>続きを読むほぼオリヴィエを追いかけるカメラワークなのにとても引き込まれた
どうして彼はこんなにも落ち着きがないのか、途中でわかったときの納得感とこの2人の奇妙な関係への単純な興味を持った
最後まで彼の名前を…
突然断ち切れる最後のショットすばらしい。
大工仕事やクラスの若者たちの名前(パウロ、フィリポ⋯⋯)、梯子の昇降などが、「赦し」をテーマとする本作に宗教的な意匠を付与している。観る者に伝わってくる、た…