花婿の寝言の作品情報・感想・評価

花婿の寝言1935年製作の映画)

製作国:

上映時間:74分

4.1

「花婿の寝言」に投稿された感想・評価

三四郎

三四郎の感想・評価

3.0
おのろけ新婚夫婦…笑 寝言だけで物語を作っているので、とても面白いとは言えないが、なかなかどうしてうまくできている。なんとも単純な映画、なんて平和なんだ。
みんなの前で寝言を言い、思っていることを全て吐き出している…と思いきや、実際は…笑 しかしあの寝言シーンのテンポ、強弱、そして意外と内容に奥深さがあった。妻への惚気だけではない感謝、母や義父への正当な評価、友人に対する思いなど、寝言としてじゃなきゃ言えない。
小道具のキャメラいいな、欲しいな!クラブ乳液の宣伝を科白にわかりやすく入れていることに苦笑。

この映画で最も面白いのは、友人夫婦だ。おのろけ新婚夫婦、仲良し新婚夫婦についての映画は世界中どこでも作れる。どこの国の映画でも描き方は変わらないだろう。だからこそ、あの友人夫婦の方が現実的で日本的で面白い。ネギを切るシーンといい、妻に言い返せず反抗できずにいる構図など、実に上手い。「うちの女房にゃ髭がある」のような歌もあるが、これが一般的な日本人夫婦じゃないかしら。
まあまあ面白い。
長谷川一夫が現代劇に出てるの初めて見たよ。