さよならをもう一度の作品情報・感想・評価

「さよならをもう一度」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

2013年4月29日、鑑賞。(初見は学生時代(80年代)だが久々に再見。) 

フランソワーズ・サガンの小説『ブラームスはお好き』の映画化である。 
イングリッド・バーグマンが、浮気ばかりしているイヴ・モンタンと結婚に踏み切れない女性心理を素晴らしい演技で体現している。

ポーラ(イングリッド・バーグマン)とロジェ(イヴ・モンタン)は、お互いに結婚に懲りた中年カップル。舞台はパリ。そこにフィリップ(アンソニー・パーキンス)がポーラに惚れる。ロジェは若い女性と浮気、ばれないように「仕事だ」と言っていたがポーラに気付かれる。ポーラは若いフィリップを受け入れて同棲するが、結局はロジェとよりを戻す。 
簡単に言うと、こうした物語だが、フィリップがポーラに『ブラームスはお好き?』と手紙を出して一緒に音楽鑑賞に劇場行くが、ここで「ポーラが初めてロジェと出会った回想場面」が出てくるがその回想シーンは「画面がボヤけて回想シーンに入り、回想シーンが終わる時も画面がボヤけて現実に戻る」という凝った演出が見られた。 

ポーラがロジェに「さよなら」を言って車を運転するシーンでは、涙でスクリーン映像が濡れる、そこで運転するポーラが車のワイパーを動かすあたりも粋な映像であった。 

とりわけバーグマンの演技が凄かったのは、「フィリップが“別れの予感”と伝えた時のポーラの眼の動き」と「ダンス中に久々にロジェと再会した時のローラの眼の動き」である。この『眼で演技する女優=イングリッド・バーグマン』、凄い!! 

最後、ポーラとロジェの結婚式が終わってから、(ロジェ)「悪くなかったよ」→(ポーラ)「歯の治療みたい」という場面は『カサブランカへのオマージュ』だと思える。 

ラストシーン、鏡に映ったバーグマンを左右から挟み込む形でのエンディングも、なかなか洒落ていた。 
アナトール・リトヴァク監督の演出なかなか良かった。
miyu

miyuの感想・評価

3.3
高校時代にサガンは
『さよならをもう一度』
『優しい関係』
『ある微笑み』
『ブラームスはお好き』
など、読んだ。。。

そんなサガンの『ブラームスはお好き』が原作の映画🎬
正直、原作ストーリー全く、忘れていたんだけど💦

40オンナで
バツ1。。。
彼氏がなかなか結婚に踏み切らないとなると…

自分のオンナとしての価値観を考えてしまうんだろうなぁ〜
賞味期限的なものとか…

15才も年下男に言い寄られるが
イマイチ 宙に浮いた様な生活をする男なら、若干 浮気男でも
地に足が着いた男を選ぶんだろうなぁ〜

イングリット バーグマンが
「ワタシは若くないのよ〜」…って、若いアンソニー パーキンスに叫ぶシーン
うん、うん、うん…
ほんとに
切ない…
って思えた。。。

ラスト シーンの彼女の表情も…

さすがの イングリット バーグマン!
上手い…んですゎ✨
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.5
2011/7/25鑑賞(鑑賞メーターより転載)
浮気性の男と付き合っている40代女が20代男と知り合い、という男2女1の恋愛模様。勢いしかなく直情的で思わず「青いね~」と言いたくなる若者にA・パーキンス、彼女のことを想いつつもスケベな本性を変えられるはずもない中年男にY・モンタン、そしてその間で揺れ動くイングリッド・バーグマンという3人の名優が自らの個性を最大限に発揮している。どちらにひっついても...なのにこれも人生だと半ば諦めの境地に至らせるという脚本、そして美貌衰えないバーグマンに「中年」と言わせてしまう演出、いずれにしても極めて残酷だ。
Reina

Reinaの感想・評価

3.5
やっっと観れた。
見ながら何度寝たことか。

原作は大好きなサガン。小説で何度も読み込んでいて。その登場人物がリアルに動いているのが、私のイメージとそれとを答え合わせするように見るの。

ポールは思ったよりフェミニン。
もっと勝気な女性なのかと。

シモンは思ったよりきっちり。
黒髮なんだなぁ。うぅ。
リカルドのようなイメージだったし、その方がシモンらしい。

ロジェは思ったよりダメ人間じゃない。笑
1番人間らしかったなぁ。


ブルゴーニュの森でのシモンの弾糾が心に刺さりまくるの。


小説の方が好きだな。
kana

kanaの感想・評価

4.0
男も女も人って結局変わらない。
恋は盲目と言いますが、一度こいつはダメだと感じたならその感情を取っておかなきゃ。
自分を見てるようではぁバカだなぁと…
でも、治せないんですよね。
kirito

kiritoの感想・評価

4.0
【三角関係】

若くして離婚し、もうすぐ40代になろうとする独立した女性ポール。彼女は5年間中年の男ロジェと付き合っていた。このふたりの関係は互いに束縛せず、同棲もしないという関係。そんなある日ポールの元に25歳の若い男フィリップが現れて…


恋はいつまでもあり続ける。そんなテーマと思われるこの映画。
男女の三角関係と中年の恋模様を描く。

ヒロインはイングリット・バーグマン。
流石の美女。白黒でも伝わってくる。
今回はいつまでも恋に悩める女性役。

中年男ロジェにイヴ・モンタン。
若い子にも婦人にももてる彼。
若い子からすると同世代の男子はうるさく、静かな大人の男に惹かれるらしい。それは今も昔もかわりませんな。
しかし、若い女の子を抱いてきたあと、家に着いたらヒロインの首にキスし『愛してるよ』と囁く。
あぁ罪深い男だなほんと(´Д` )

ヒロインに猛アタックをかける青年フィリップにアンソニー・パーキンス。
これまた美青年。流石に美しすぎないか。
クソイケメンなんだが。
壁ドンもすでに使用してくるから侮れない。
6時まで何度も時計を見ながら仕事もせずパリを楽しみポールを待つ姿が可愛らしかった。
そういえば、丁度前年に彼は『サイコ』に出てる。


涙を流しながらクルマを運転するポールの視界の演出が目を引いた。


最後の終わり方が秀逸。そんな皮肉な終わり方(´Д` )
あぁぁぁ…さよならをもう一度ぉぉぉ

しかし、バーグマンとパーキンスはこのしばらくあと『オリエント急行殺人事件』て共演してるのね。
あっちをまたみたくなった。


※快楽を味わう時、無数の罪をごまかすために使う言葉…それが愛。ただの言葉。
→これは名言。

2017.7.13
このアンソニーパーキンスの演技みたらみんな惚れるんじゃないですか!サイコの人とくくっちゃいけない!

原作であるサガンの小説『Aimez-vous Brahms』の方がタイトルとしては好きだなぁ
LinNaito

LinNaitoの感想・評価

4.0
私の親友のお金持ちのお医者様で超が付くほどの女好き・映画好きな方(68歳既婚)からのオススメで(というか無理やり)DVDを借りて観ました(´-`).。oO

イングリットバーグマンとイブモンタンそしてアンソニーパーキンスと豪華な顔合わせのフランソワーズサガン原作『ブラームスはお好き』の映画化。

1961年の作品なんですね〜
サガン23歳で書いたって…
こんな中年の男女の機敏をよく分かるんだなって…感心しました…

こんなイブモンタンみたいな女好きな男ってどうだろう(゚∀゚)
嫌だなあ〜りんの死んじゃった夫がこんな人じゃなくて本当に良かった(^_^)

こおんな男だったら彼氏だろうが夫だろうが、要らない❗️
1人の方がずっと幸せ♡

りんは48歳になっても恋愛下手なのに、サガンは23歳で悟りきってる…
サガンの原作もすばらしいですが、映画もよかったです。
sy

syの感想・評価

3.7
ブラームスが心にしみます…

扱うテーマも、しみじみします
時が流れるだけで、人生における決断には、少なからずいろいろな影響がでますよね
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