“誰がチェイスを殺したか?”
DV·ネグレクトの果て、辺境の湿地にひとり取り残されたヒロイン·カイア。
そんな彼女を“湿地の娘”と蔑み、村八分する心ない人々。
謂れのない偏見に耐え、殺人容疑を…
湿地が本当に美しい。じめっとしているような感じではなくしっとりとしている質感。本当に歩いたらそんな感情にならないのかもしれないけれど、確かに美しい場所。
その自然の美しさ・カイアの賢さと強さと人間の…
静かにそして美しい湿地で、自然界のルールに則って起きたこと。
ミステリーというか、そういう推理系を求めてたら小説を読んだ方がより楽しめるかも、と思った。
穏やかで豊かな湿地を観れたのは映画でよか…
このレビューはネタバレを含みます
ミステリーと恋愛小説が合わさったような作品。
犯人はいくつかのセリフや発言でほぼ予測がついて、やっぱりその通りでした。
ただ、ミステリーというには最後のどんでん返し部分(事件の真相)の解説が少な…
自然に善悪はない
というセリフが印象的だった
どんなに辛い現実が目の前にあろうとも、そこにある自然は暴力的なまでに美しく、そのギャップが悲しくて、だけど人生とはそういうものなのだと感じさせられた
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