大好き。
トリュフォーは今作でヌーベルバーグのウネリを作り、傑作を世に送り続けることになる。
今作、ジャンピエールレオがほとんど全てのフレームにいて、瞳に鬱屈した光を湛えている。
映画史の文脈からみ…
わかりすぎてキツい映画だった。私は非行には走らなかったけれど、このころに生きることをやめようとしたからわかる。愛情を持ってもらえない辛さ、なのに世間体のために外ではいい母親演じてくる。そして父親の無…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
トリュフォーの長編デビュー作
トリュフォーの自伝的作品で、トリュフォーの生写したるアントワーヌ少年の多感な心の葛藤、大人や世間に対する反抗を描いている。
この後アントワーヌを主人公した作品を幾つか…
学校をサボって街を彷徨き、些細ないたずらに笑い転げる。バルザックに心惹かれて自分も真似る。親の言いつけでストーブの火を起こしゴミを捨て寝袋で寝る。あまりにも子供らしい姿が切なくなり、親子三人で映画を…
>>続きを読む可愛い笑いが沢山あってほっこりする部分と冷えた突き放してくる様な部分があっていかしてた。流動的なアングルで繋げてくる感じ好き。定番なラストをなんであそこまで最高に思えたんだろう。ほぼ徹夜明けで見たか…
>>続きを読む「アントワーヌ・ドワネルの冒険」の第1作にして、映画史に燦然と輝く名作。
ユーモアとシリアスの絶妙なバランスで、子供の全てが詰め込まれていると言っても過言ではない作品。
ふと我に返ったような表情…
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