単に、何かを成し遂げたいという気持ちと娼婦を排除することは「街を浄化する」ことだと歪んだ考えを持つ男の犯行物語ではない。
この事件によって、犯人だけでなく世間や警察までもが娼婦を蔑視しており人間の命…
「浄化」という名の快楽殺人にしか見えなかった。
イランという国の国民性や宗教的感覚がわからなくても善悪の区別は世界共通では通用しないのかと疑ってしまう場面もあるし、この世界がまっすぐに立ってないって…
トランプ映画に続いてアリ・アッパシ監督作品。
犯行の手口が杜撰ですぐ見つかりそうなもんなのに、16人も犠牲者が出たのは警察の捜査が酷かったから?
2000年の事件らしいけど、たった25年前の話?!
…
イランの聖地であるマシュハドで聖典の教えに反する風俗嬢が次々と殺される殺人鬼を追う記者の話、実際の事件を基に作成された作品。
面白い!!序盤ですぐ犯人の姿を見せて犯人は誰だ!ミステリーを展開するの…
実話が元になっているから、意図的に大袈裟な演出を排除しているのか、展開に緩急が無く、同じシーンの繰り返しのように観えて見応えはあまりなかった。
内容に関しては、宗教観だけではなく、男の論理で作られ…
©Profile Pictures / One Two Films