中平康が単独名義で脚本も書いているちょっと珍しいサスペンス中編。原作は吉村昭のデビュー作で、のちに『漂流』や『魚影の群れ』が映画化される人。
『醜聞』の役柄などからすると、おそらく桂木洋子は美少女…
70分の短〜中編ながら、中身ギッシリ詰まっていて、無駄がない作品です。
「何であんなところで会うの…?」というツッコミはしてはいけません(笑)。
桂木洋子さんには不思議に惹きつけられる魅力があり、一…
神社の裏の雑木林で密会、鼻息荒くなってくるところまで丁寧な長回し、こんなとこで会ってる時点で多難な感じがするところに事件。宮口精二の無難で退屈な感じもいいけど、桂木洋子の寝室にやってきたときの息苦し…
>>続きを読む冒頭10分の桂木洋子、表情や動作のひとつひとつがスゴい。若い愛人の未来の華やかな結婚を想像しながら「やきもち妬かないわ」と言いつつその男の首に優しく手をかけ、「ただお嫁さんの顔だけは見たいわ」と男の…
>>続きを読む6/18@シネマヴェーラ渋谷
大学教授の妻と教授の教え子が密会中に殺人の現場を目撃してしまう。
保身と良心の間で揺れ動く葛藤。
あんな報道のされ方を見たら法学を学んでいる彼でなくても心が動かさ…
冒頭の長回しでもう面白いの確定してた
いいところはたくさんあるけど、雨が首筋に流れるショットがめちゃめちゃ印象残ってる。とにかく面白い
窓で陰になってる夫よく出てきたけど、あれって最後は夫にも見ら…
小品ながら濃い、濃すぎる。
歳下学生側があれとこれを天秤にかけて逡巡するっていう骨子が映画の材料として申し分無し。直情型であるがゆえの精神摩耗。顕になる両者の温度差を極めて冷酷にリセットせんとする桂…
学生と人妻が不倫中に殺人を目撃する、という設定はいいけど、その後が酷すぎる…
この学生はなんでこんなに暗いんだ。
サスペンスとしてもっと出来上がってたらおもしろいけど、警察に行くのは嫌と言いながら、…