こわれゆく世界の中での作品情報・感想・評価

「こわれゆく世界の中で」に投稿された感想・評価

BREAKING AND ENTERING不法侵入?より、こわれゆく世界の中で 邦題の方がしっくりくる
壊れた過去を抱えながらも未来へ踏み込む、そんな希望を込めてこのタイトルなのかな
人を繋ぐものって何でしょう

静かで好きでした
櫻

櫻の感想・評価

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輪の中に入れた者と疎外された者。人と人を繋ぐものとは何か。血縁なのか、愛なのか、時間なのか、、、。輪の中にいる者は、外にいる者の気持ちはもちろん、なぜ入ってこられないのかも分からない。だから、輪に入れぬ者は、輪から見えない壁を感じ、同様に疎外感や孤独を感じている人と新たに関係を築き、空虚さを埋め合おうとする。では、輪の中の者と外にいる者が少しでも分かり合うためにはどうすればいいのか。おそらく、互いがどんな環境にいるのか、求めていることは何なのかなど、話すことが最初の一歩となり得るのだろう。民主的に話し合いで全てが解決するとは限らない。人間は弱いし頼りないけれど、だからこそ柔軟で優しくいられるのだということ。悪しきことをしてしまったなら赦し合おうとすること。たとえ今ある輪が壊れてしまうとしても、時間をかけて新たに繋ぎ合わせていこうとすればいいじゃない。

と本作は語っているのではないかと思う。
miyu

miyuの感想・評価

3.7
この映画はねぇ、女性サイドの気持ちに
かなり感情移入してしまったの。。。

男性が見たら、ウィル(ジュード ロウ)が感じる孤独感とか、閉塞感に…わかる、わかる…って なるかも!
浮気しても、しゃーないやん!!
ってなるかも!

ウィルは、自閉症気味のビーと言う名の娘を連れ子して、一緒に暮らしている(籍はまだ、入ってないようだ…)リヴ(ロビン ライト ペン)に疲労困憊。。。

リヴ自身が、何しろ、娘ビーの世話で、かなり、神経がいってるし…
家庭にいても、癒されない…💦
リヴとビーのあいだに自分は入れないものがある…って、ウィルはそんな風に感じてるの。。。
だから、ウィルの事務所に窃盗に入った少年の母親アミラ(ジュリエット ビノシュ)に走ってしまった…

でも
ワタシは リヴの気持ちも、アミラの気持ちも良くわかった…

リヴが、ウィルに、ラスト辺りにキレた気持ち…
リヴは、家裁の調停(アミラの息子が窃盗の罪で裁かれる)のあと…
ウィルがリヴに
「君が言ってくれた言葉が良かった…」って…言うんですが…
まぢ、何を言うか…って 💦💦💦感じ〜

アミラが
「あなたと関係を持ったワタシを何とか 助けて!ワタシには 息子しか ないょ。
あなたとの写真も計算して撮ったけど…
でも、あなたは好きだった…」
って〜
「ワタシを助けて!!」…って
子どもの為に必死。。。
もぅ、それも、わかる…わかる… なの。

そうなの…
リヴと、その娘ビーとの生活に疲れたウィルは、自分の事務所に泥棒に入った息子のあとをつけ、その母親と故意に知り合い、惹かれ、関係を持ってしまった…
って言うのが、あらすじなんです。

しかも、親子はボスニアの難民。。。

ウィルの決断は?

【ネタバレかも】








☆リブの気持ち☆

ハァ〜

何をゆうてんねん!!

あの親子が戦火を逃れ、辛い思いをしてるから、善意で家裁の調停の時に助けてあげたんょ。。。
何を今さら、パートナーぽい事 ゆうてんの???
あの女性よりも、あんたに
ムカつく…

ワタシがあなたを助けて、当たり前って 思うじゃないょ〜

って 感情爆発したんじゃないかと…

ワタシなら、そう思うから(笑)

せやけど、愛はある!←コレ 重要。。。


☆アミラの気持ち☆
偶然知り合い、奥さんがいるのは
わかっていたけど…
旦那も無くして、たまらなく寂しい生活の中、優しくされて好きになってしまった…

って 思っていたら

あなたの事務所の窃盗犯が息子…って

ワタシに近づいたのは、何か目的があったの???

もし、本当に、好意で、付き合っていてくれたのなら
ワタシを助けて〜

みたいな…

☆ウィルの気持ち☆
家族であり、家族でない…
一緒にいてても、妻は娘しか見ていない…
血が繋がっていない娘だから、尚更、自分にも、妻の優しさが欲しい。。。

寂しい!
たまらなく、寂しい。。。

そんな時に、窃盗に入った息子の母親であるが、彼女に魅力を感じてしまった。。。
好きになってしまったが…

本当に 大事なのは何か?
本当に 愛して 守らないものは 何か?

自分の名誉や、自分の保身に走って
人を切り捨てたら楽だけど…
それは、虚飾の人生

全てを告白して
生きていきたい!!
M

Mの感想・評価

3.9
恋人とその娘の輪に入れず感じる疎外感
愛し合ってるのに心は遠くなかなか溝は埋まらない
ひたすら愛を求める男のわびしさ
観ながら愛ってなんだろうと考えた
愛はシンプルじゃないし綺麗でもない、時に苦しみを伴い複雑だ
きっと10代の頃に観てたら理解できなかった
jaja

jajaの感想・評価

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あたかもハッピーエンドに見えるが、おそらくこの夫婦は上手くいかない。調停の後、リヴが怒り狂ったが、あれはリアリティがあった。パブリックの場で好い人を演じることはできても、プライベートではその必要がないからだ。▼あのまま別れてしまえば、より現実的かとも思えた。だが、そうしなかったのはリヴにも未練があったということだろうか。▼とはいえ、あのまま暮らしても、ウィルの求めている愛は手に入らないだろう。辿り着くべき場所には遠いままで終わるにちがいない。▼そう考えると、一番ハッピーで終えることができたのはアミラかも。

みんないろんな悩みや葛藤もって生きてる

赦すことの大事さ

\_(・ω・`)ココ重要!
アンソニーミンゲラ監督の作品ですが、ちょっと期待ハズレかも?
Konaka

Konakaの感想・評価

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ジュード・ロウとジュリエット・ビノシュ目当てで観ました。要素詰め込み過ぎでごちゃごちゃだし何が言いたいのかわからん。
kou

kouの感想・評価

3.0
《壊し、再建する》
「イングリッシュ・ペイシェント」「リプリー」などのアンソニー・ミンゲラ監督。アンソニー・ミンゲラ監督の作品はあまり見たことがないのだが、やはりストーリーの運び方や絵の撮り方が見事。登場人物の心理の揺れ動きを追っていく。

主人公のウィル(ジュード・ロウ)は恋人とその娘と暮らしている。しかし、その生活にもどこか閉塞感を感じ、彼は別の場所に居場所を構築していこうとする。今作では、壊す、そしてまた再建していくということが何度か描かれる。主人公自身の仕事も建築家だ。

彼は自分の心の安らぎを求め場所を構築するが、それは今の場所を壊すことでもある。彼は自分の過ちに気づき、再建を試みる。主人公の行動はおろかに見えるかもしれないが、人間は弱い生き物だ。彼の弱さも優しさも、愚かだが、その心理描写を追っていきたくなる。
yuki

yukiの感想・評価

3.5
アンソニー・ミンゲラとジュード・ロウ三度目のタッグにして最後のタッグとなってしまった本作。
ミンゲラ監督が撮るジュードは最高以外のなにものでもなかったので悲しい。

自閉症の娘を持つリヴと暮らす主人公ウィル。このうまくいってないカップルに、サラエボから来た未亡人アミラが絡み物語は動く。

オフィスに泥棒が入ったことから始まるわけだけど、移民であるアミラや息子のサイドストーリーは本作にぶちこまずにウィルとリヴの物語に特化してもよかったかなと思う。

自閉症の娘ビーがウィルの子供ではないことがこの作品の大きなポイントで、リヴが無意識にウィルを拒絶しているのがつらい。根底では必要としているのに。不器用でうまく向き合えない2人を見るのはしんどいけれど、キャスト3人がよくいい雰囲気がつくられている。

あの娼婦役がヴェラ・ファーミガだったのが今回の再鑑賞での発見。

キラースマイルは封印されているけど、現場姿も似合うジュードが素敵。
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