母親の壮絶な過去に、なんて壮絶なんだと感情が揺さぶられることはなく、事実が事実のまま語られる映画。
冒頭のシーンは良かった。頭を刈られ、足のあざが映される。どんなに頭を動かされても、目はカメラをじっ…
簡単な作品紹介と少しのレビューを読んだだけで、予備知識なく観たことがよかったと思います。
冒頭は舞台と思われる地域の知識が乏しいため状況が理解出来ないことに後悔しましたが、元々地域を特定していない物…
塚口サンサン劇場にて鑑賞。
母の遺言より自分の父と兄を探す旅に出る双子の兄弟。
調べていくうちにたどり着いた真実は.....
という感じで進んでいく。
宗教での紛争の中、過酷な人生を歩んでいく母親。…
登場人物の誰にも感情移入させないような作りな気がする。
その分、俯瞰した状態で社会的な構造を捉えることができるように作られているのかなと。
憎しみと愛は表裏一体であり、
悲惨な争いを生む対立関係も…
遺言にして残さなくても、知らない方が幸せなことってあるよ、、って考えたけど、真実が明らかになって父と息子に手紙を渡すまでお墓やらなくていいっていうくらいだから、彼女の想いは私がどうこう言える範疇には…
>>続きを読むはー、、、言葉にならん。
なんでDUNEみたいなの撮っちゃったんだよ!みたいな、なんかドゥニ・ヴィルヌーヴへ八つ当たりしたくなってしまう。
信じているからこそ!
あとね、エンドロールでずっと年齢の…
イスラム教徒とキリスト教徒の「レバノン内戦」をモチーフに、個と個、集団と集団が対立する中での「生」を描く。人生は儘ならず、愛と復讐がナワルの魂を焼き焦し生かす。言えなかった数奇で壮絶な運命と向き合っ…
>>続きを読む1+1の真実に気づいた時の姉の嗚咽のような悲鳴にゾッとした。耳にこびりつく。
最後に父と息子への手紙が
同じ人物、父であり息子へ渡す瞬間。
手紙は、父向けの内容と息子向けの内容。
いくらねじれて…
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