『森。森。森。』
エガース監督特有の自然観は今作でも顕在。
どこまでも高く、どこまでも深い、圧迫される深緑。呑み込まれる。
優しい英語でよかった。リスニング教材としても良し。(台詞ほぼないからあ…
ロバート・エガース監督の短編。
深い森、不安感を煽る音、ビシッと決まる構図、細かいところにピントを絞る。
話的にはなんてことない、あんな小さい子供に銃を持たせてはいけないよ、という程度なんだけど(…
銃声、咳き込む声、葉の擦れる音などは聴覚的に作用し、冒頭の叩き合いシーンにて寄りで撮られた少年の顔が徐々に赤く染まっていくのも、息づかいとあいまって触覚的に感じられる。観客の身体に直接作用する感覚が…
>>続きを読むロバート・エガース短編ではベストかな。かなりミニマルで洗練されてる。めちゃくちゃ上手くなってる。
ゴーっという音は森に入ると同時に鳴り始め、脅しを伴った銃声によって止まる。しかし言葉きっかけでズー…