坂東玉三郎「東京蜃気楼」の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『坂東玉三郎「東京蜃気楼」』に投稿された感想・評価

Benito
3.6

【 玉三郎の穏やかさと、厳しさについて 】

映画「国宝」で吉沢亮が演じた役柄と玉三郎の人生がオーバーラップする。

人間国宝の坂東玉三郎は十四代目 守田勘弥の養子。6歳のころに守田勘弥に弟子入り、…

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yama
4.0

折々の言葉が哲学的で不思議な人だと思う。今年の『国宝』のモデルのような方。
しかし、存在や思想自体が、どこか哲学的で、それがあるからこそ、底知れない存在的魅力があるのだろうと思う。歌舞伎という芸術を…

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4.5
国宝鑑賞後、本物の女形も拝見したくなり。こちらはインタビュー重視の作品だったので『書かれた顔』と合わせて観て良かったです!感覚を言語化したお話が多く非常にタメになりました
5.0



歌舞伎を見たことはないけれど、この人の色気と数えきれない稽古によって紡ぎ出されるものが所作と声で溢れていて、間も全部言葉にして記録できないのが惜しい。悔しい。



【印象的な言葉】

「なんで…

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オデ
3.5
型破りのおはなし、仰る通りだと思った。型のない人間が出鱈目にやるのは型無し。量より質と言っていいのは量をこなした人間だけ、みたいな。

あんまり歌舞伎のシーンはなかった

インタビューが独特の雰囲気があって、
人間離れしたような、すごく高い位置からものを見ている方 ある意味 半分現世ではないところなのかも

現世にいない魂と交流する…

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この方、考え方とか言葉の発し方が、人間じゃないみたい。
言い方が合ってるかわからないけど、視座が違う。天上人。

国宝を見たらやっぱりつられて見たくなっちゃった😂
書かれた顔よりは舞台のシーンが少なくて、玉三郎さんのインタビュー重視な編集。世紀末に撮られたからか、宇宙論や環境論、死生観などの話も多かったけれど、…

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Yui
3.5
国宝の流れで見てしまった。
内容は置いておいて、映像やドキュメンタリー自体の作りに90年代当時の東京の空気感がすごく出ていて、超ノスタルジーを感じた!!
4.0

映画『国宝』の評判は一向に冷めやらず、公開から7/13日まで38日間で、観客動員数398万人、興行収入56億円を突破のニュースを読みました。まだまだ伸び続けていくでしょう。
関係者じゃないけど、観て…

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