佳道のプロポーズシーンの言葉をXで見かけて気になって鑑賞してみた。
この作品が伝えたいテーマ及びメッセージには非常に共感するし、夏月と佳道の関係が心底羨ましい。
その一方で理解に苦しむ人物描写も…
正しい欲とは何か。
水が激しく打つ様子や、流れる様子に興奮する性的マイノリティな人たちを描く。
みんな誰しも人には理解されない部分があり、そして誰しも自分には理解できない他者の領域がある。それは…
小説がとても良かったので、それには及ばない印象で残念だった。
小説で使われていた重要な表現がそのまま使われていたのが良かった。
間合いとかそういうのがイメージと違ったのかもしれない。
手を組みません…
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