なんとも〜な感じ。原作気になってたけれども未読のまま。受けて入れてもらえない生き辛さも、受け入れられない理由もどちら側も描かれていたのは良かったかな。とは言え、説教臭さなのか、説明的なのがハナにつく…
>>続きを読むずっとずっと考えさせられた作品だった
この作品でいう「普通」に自分はいるから、前半はなかなか理解できなくて苦しんだ
生まれ持った感性や考えが世間の大多数とは異なる時、それを理解されない苦しみや隠して…
マイノリティな立場にある人たちが持つ社会からの疎外感と自身に合った生き方を考える話
世間一般の"普通"を啓喜という人物が担っていて、啓喜と佐々木・夏月、啓喜の息子とを比較する中で、普通とは何なのか…
個人メモ
水位 欲に溺れる
子供がお父さんの目をしっかりみて意見すごい
建物いいな
消費されがち 何回も聞いた
ダイバーシティ
風船わかるわ
お父さん忙しそ
みみずは息ができなくて上…
「 この世界を生き抜くために手を組みませんか 」 という切り口の特殊なプロポーズ。素敵。
“普通”の押し付け合いに疲れたひとたち、“生き辛さ”に苦しむ人たちのための物語。
LGBTQへの理解に…
最後に夏生が伝言を頼めますか、と聞き「普通のこと」として言った「いなくならないから」って言葉にアイロニーを感じた。
「普通」に生きることが正しいことだと信じている寺井は、一時的かもしてないけれど妻と…
「地球に留学しているみたいな感覚」
彼らは日本社会という共同体に生きながらも、その「正しさ」に自然に溶け込むことができず、常に異邦人のような孤独をまとっている。
この感覚はまさに「地球に留学して…
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