結婚式で始まり結婚式で終わる詩のようなお話。
洞窟のシーンで生きている孫娘と祖母の亡骸への扱いの差が生と死のコントラストを引き立たせる。美しい絵画のようだった。
美しい自然の音に溢れ、御伽話のよ…
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祖父は祖国の魂を継承させたい。口には出せない。賛同者はいないから。
人生は虚無なのかの問いかけ(伏線)
祖国には連れて行けず、孫娘の心にいるのは祖母でなく母だった。
だが最後に身体だけは残…
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葬送という言葉に惹かれ、カーネーションと原題のクローブで思いは更に強くなり(鑑賞して原題はまた別だと知った)、トルコには憧れのギョベクリ・テペがあるしもしかしたらその一端を感じることが出来るのではと…
>>続きを読む紛争で祖国からトルコへ避難した難民と思われる祖父と孫。
妻の遺言を実現すべく孫との2人旅だけど、トルコの人がみんな優しいのにお爺さんは孫に厳しいのが気になった。
ラストでお爺さんの気持ちが祖国に…
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生と死が一緒にあると思った作品
棺にいれておばあちゃんの遺体を運ぶのって大丈夫なのか?と思ってたらやっぱり違法だった。
それでもどうしてもおばあちゃんを故郷に還したいからって強い思いで歩き続けるお…
高齢男性と孫娘が遺体と共に旅をしている。大方貧しくて移送費払えないとかなんだろうと思っていたが、おそらくそれだけが理由ではない。見ているうちに次第に、亡くなったのは老人の妻であること、妻との約束で故…
>>続きを読む©FilmCode