孫の汚れた顔を洗い、シャツを着せてあげるおばあちゃん。
旅先でみかんをくれる見知らぬおじさん。
その思いやりにどれだけの希望が満ちているか。
戦争が生み出す不条理とその先にある計り知れない悲しみに言…
イラク内線時に強制的に兵士として狩り出され行方知れずとなった息子を探すために千キロ余りヒッチハイクし、バスを乗り継ぎ、存命の手掛かりを求め続けるクルド人老母と息子の子供。
しかし、現実はまことに厳し…
フセイン政権崩壊3週間後。
イラク北部のクルド人のお婆さんと孫息子が、
戦地で行方不明となった孫息子の父親(婆さんにとっては息子)を探す旅に出るという話。
北部の乾ききった荒れ地をヒッチハイクして…
冒頭は2003年、フセイン失脚から3週間後のイラク北部が舞台。
おばあちゃんと一緒に、父親を探しに出かける少年。道中、タバコ売りの少年、親切な男、いろいろな人に出会います。しかし父親は刑務所の名簿に…
やっぱり戦争やめておこう
反戦メッセージもイデオロギーの主張も何もない作品であるが。
ただ淡々と戦渦の中に生きる人々を追い続けるがゆえに真から胸に響くものがあった。
キリスト教とイスラム教。アラブ…
イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イラク戦争によって荒廃してしまったイラクを舞台にした作品。イラクの街並みとか見たくて期待してたけど、画面に映ったイラクの都市はほとんど廃墟と化していた。生まれる国や時代…
>>続きを読むイラク出身の監督自ら、現場で役者を探したそう。
撮影期間は5年。アルカイダに拘束されたりアメリカ軍に機材を没収されたり….って、え…大変。
そこまでしても監督は世界に訴えかけたかったのだろう。
“悪…
おばあちゃんと孫が、息子/お父さんを訪ねてイラク、バクダットを目指すロードムービー。
アットホーム、コメディタッチにはじまって、尻上がりにシリアスになっていくという展開。
映画産業が崩壊したあとのイ…
イラク戦争終結・サダムフセイン失脚後、息子が帰ってこないので老女が孫を連れて1000キロも離れた刑務所に探しに行く物語。
フィクションだが、実際にこんな事が膨大な人数あったはず。
さまざまな人た…