実際
私は田中裕子さんの言葉の温度感に非常に弱い。今作もぼろ負け。
三視点で同じ日に至るまでを並行して見せていく展開。
わかりやすい対比と適度な余白でじわじわと思考を巡らせる時間だった。何も見聞き…
一方の立場からみるとすごい悪い人が
本当はすごくいい人だったり
建前はいい人でも実は悪い人だったり
好きな子に優しくしたくてもできなかったり
本当の気持ちを言えなかったり
人間の矛盾が描かれて…
人はみんな自分の中に怪物がいて、生まれ変わりたくても生まれ変わることはできない、そのなかで頑張って生きていくしかないって僕は感じました。
誰もできないことをすることが幸せではなく、誰にでもできること…
©2023「怪物」製作委員会