3時間の中で考えることがたくさんあった。
まずは「芸術家だな」と思った。
そして「物凄く利己的な人だな」とも思った。
彼女が創る作品は力強く、魅力を感じるのは確か。
かつての自分の作品を眺め、得意…
ナチス政権化でプロパガンダ映画を撮って躍進した映像作家のドキュメンタリー。
大きく分けて二部構成で前半は彼女のキャリアの始まりから「意志の勝利」まで。後半はオリンピック映画からキャリア末期の活動ま…
責任の話になると論旨がぼんやりするのに、演出論の話になるとキレキレになる。人間レニ・リーフェンシュタールがありありと映っていた。
https://note.com/ne_mo_42/n/neb95…
レニ・リーフェンシュタール、彼女は天才だ。
彼女にとって大事なのは、技術と美学。藝術家に政治について問うのは愚かなことかもしれない。
ヒットラーの印象について、レニ云はく、
「自然で謙虚で好人物」…
ナチスのプロパガンダ映画を撮った懲らしめで20年間程
映画界から追放されていたが60歳でカムバック
70歳で潜水ライセンスを取り、90歳でも水深30メートルまで潜り撮影、
2003年に101歳で亡く…
見ないより見た方がよい、という意味の点数です。あらゆるドキュメンタリーの作品に言えますが、映像であれ本であれ切り取りで、ありのまま、ということはないのでその点は注意したい。ショッキングな映像もあるの…
>>続きを読むこれは良いドキュメンタリーだった。
芸術が何をもたらすのかは作ったあとでしか分からない。
表現にとりつかれた人間なら分かるし共感してしまう。
当時のドイツ国内の強固なナチ党支持の風潮に関して
歴史の…
今Leni Riefenstahlが書いた本も同時に読んでいる。でもどうしても本で伝わらないものが多い:
昔の映画作りの厳しさ。
彼女の映画作りのこだわり。
Hitlerとの関係。
Hitlerを個…