瞬きの多い子。
こういう町に住んだことは無いけど、旅の途中通り過ぎる、ここにも人が暮らしてるんだなーって風景を映像化したような映画。
多くを語らないストーリーの中ではっきりと鍵カッコがつけられて…
『日常に当たり前はない』
奈良の美しく、懐かしくもある風景と思春期の感情を儚く、さり気なく描く良作でした!
あんな世界に若くして身をおいたら自分ならどうするのだろうか。
今の自分の目線であれば色々と…
前評判は高かったと思ったけど、そんなに良くはなかった。
とはいえ、大学から社会人になってすぐの時はよくバイクでツーリングに行った付近なのですごく懐かしく感じながら観てた。
道路の細さと昨今の渋滞具合…
吉野林業の中心地である奈良の山村を舞台に幻想的かつ懐古的な風景の中緩やかに物語が進んでいく。
祖父のいない食卓3連続からの展開が良かった。
あえて何が起こっているのかをハッキリさせずに想像させるス…
舞台になっていた集落は、晴れていても光より影のほうが色濃く感じた。
出てくる人物がみな幸せそうに見えなかった。
人間そう簡単に幸せではいられないから、それが当たり前なんだろうけれど。
都会でも郊外…
日本中を旅したオレが思う、今の日本でも秘境と言えるエリアの数少ない一つが紀伊半島の山中だ。
その中でひっそりと営業する老舗旅館が舞台というだけで点数が高まる要素満載なのだけど、静かな表現が良い。
…
遅れて入ったのを後悔
ストーリー性は極めて静的だからこそ小さくて繊細な動きを見落とさない様観るべきなのかなと
何かは確実に存在していたけどつかみきれなかったというところが初見の感想だった
小学校から…
奈良の山中にある集落が舞台という点は本作のエグゼクティブプロデューサーである河瀬直美の作品と同じ。
ちょっと分かりにくいかも知れない、注意深く見て想像することが必要な作品。
現在の集落の緑主体の…
心地の良い「静」を感じられる映画
同じ場所で固定された映像でも、序盤の咲と女将さんの会話場面の直後に父親が来た時の空気の変わり方やイヒカと咲の食事シーンが連続で流れるシーンなど場の作り方が上手だなと…
©2023“霧の淵”Nara International Film Festiva