【ジャケ裏のあらすじ】(吹替なし)
19世紀末、ロシアのとある町。16才になるアントンは、ツルゲーネフの『初恋』を読み、女主人公ジナイーダに夢中になり、自分自身の恋を夢見て想像を膨らませていく。彼の…
ツルゲーネフの「初恋」に夢中な青年の、思春期の性のめざめ、淡い恋心が、ガラス板に描かれた油彩画をベースに伸びやかに育ち、彩られていく。オーギュスト・ルノワールを彷彿とさせるタッチ、油彩画ならではの筆…
>>続きを読む真に優れたアニメーションはフレームを濁流のように破壊し際限のない世界を創造する
この力技は実写ではなかなかできない
世界が詩的に構築されモンタージュがより直感的
断絶ではなく融和なカット
どうしよう…
話は真っ正面からのロシア文学的悲恋って感じの誰も幸せにならないお話なので好きではないが、アレクサンドル・ペトロフの独自の表現方法にはやっぱり度肝を抜かれた。
思った以上に実写に近い油絵的人物や風景…
タイトルどおり思春期の少年の性と恋のめざめを美しくも残酷に表したロシアの油絵調のアニメーション。アレクサンドル・ペトロフは、ノルシュテインの弟子。
良家のお坊っちゃまが隣家の年上の女性と、同い年の…