西部悪人伝の作品情報・感想・評価

「西部悪人伝」に投稿された感想・評価

マカロニといえばレオーネだけど、これはあちらより軽く、派手で残酷描写もないので女性にお勧め。リー・ヴァン・クリーフの格好良さに痺れます。とんでもない遠距離からライフルぶっ放したり、策を弄したり、しょっちゅう鏡を見ているお洒落さん。舞台といいキャラといい、懐かしの少女マンガテイスト。脇役たちのキャラのたちっぷりも好ましく、ギミック満載のガンファイトやアクションも楽しい!

このレビューはネタバレを含みます

サバタのカッコ良さは言うに及ばずだが、
“男性ホルモン過多野郎” ことバンジョーを愛でる作品だと思ってる。

カッコつけて登場するも、ジャラジャラ鈴をつけた衣装からして既に道化のソレだし、
ラストでサバタから意地悪された時にスネて地面を蹴る仕草をする未成熟感。

ケツアゴ、胸毛、セックス強者振り、と一見西部のイケてる要素を全て兼ね備えている様に見えるが、楽器にウィンチェスターを仕込んじゃうとかヤツの幼児性が堪らない。
(マカロニをバカにしてるわけではない)

そんな馬鹿げたウエポンより、グリップエンドから三発とか、
意味ないギミックを持つ
サバタ'ズ デリンジャーの商品化をいつまでだって待つ!
リーヴァンクリーフ単独主演作!と思いきや 3人の男が主人公!

今まで見てきたマカロニウエスタン映画で一番音楽が陽気!メキシコ風の曲!そんなこともあってか軽快な映画に仕上がっている!

延長バレルを取り付けたウィンチェスターライフルで狙撃してくるクリーフがカッコよかった〜

夜のシーンの撮影がかなり良い!!

いい意味でバカらしい架空銃が出てくる!4銃身のペッパーボックスピストル!バンジョーの裏に隠されたレバーアクションライフル!バンジョーライフルのシーンはカメラワーク良かった!てかカメラワークが面白いシーンがいくつかある!

ピョンピョン跳ねるアクロバティックな仲間もいる

このレビューはネタバレを含みます

サバタとバンジョーの関係はわりと素敵だったので、最後の最後でバンジョーを金の亡者のように落として描くことなかったのになあ…という残念な気持ち。




ドハティ。軍の資金10万ドルが預けられた金庫が強盗された。デリンジャーを持つ流れ者が解決。乞食カリンチャは心酔。酒場に住み着く流れ者バンジョーは彼をサバタと呼んだ。

強盗事件の黒幕は街の有力者。ステンゲル、ファーガスン、オハラ。彼らは実行犯を消すが、サバタは証拠品を抑え高値で売りつけようとする。ナイフ使いのカリンチャ、身軽な相棒ネコは彼に協力する。バンジョーもまたサバタに着くが恋人に「さしあたり」と注釈をつける。

ステンゲルたちは刺客を放つ。狂った母をもつシャンキー、ブラウン神父。サバタは容易に退け、値を6万ドルまで吊り上げる。

バンジョーをクレイトン一家の刺客5人が襲うが、バンジョー型の暗器で返り討ちに。それを目撃したファーガスンはほくそ笑む。

サバタはバンジョーを金で雇い、6万ドルの受け渡し場所に同行させるが、そこでバンジョーは銃口を向けてきた。バンジョーはステンゲルたちに10万ドルで雇われていたのだ。サバタはなんとか退け、バンジョーを生きたまま追い返す。バンジョーは再戦を誓う。

サバタたちはステンゲル邸を襲撃。ステンゲルとオハラを仆す。最後、サバタとバンジョーの一騎打ちは、バンジョーが制する。金庫の有り金を手にし、埋めてやるとサバタの死体を荷台に積み、恋人も残し立ち去るバンジョー。

町外れの荒野にバンジョーは荷台を放置。すると死んでいたはずのサバタが立ち上がった。カリンチャたちが追いつく。軍からの謝礼金を山分けしてよこし(しかもバンジョーの分は風にまわせる)、金庫の有り金をバックいっぱいに詰めてサバタは走り去る。
シズヲ

シズヲの感想・評価

3.2
リー・ヴァン・クリーフはやっぱりかっこいいし、オープニングの音楽も中々秀逸。謎の仕込み拳銃にバンジョーライフルといった不思議兵器が出てくるのも見所か。主人公に味方する品のないオッサンや謎めいたバンジョー弾き、いかにも気取った雰囲気の悪役など、登場人物も悉くキャラが立っていて楽しい。

こうして見ると面白そうなのに、実際はそんなでもない印象。序盤を越えた後はひたすら迎撃戦の連続、100分超えなのに展開はかなり単調でのっぺりしてる。肝心の銃撃戦も改造銃やトリックなどアイデアは見受けられるけど、演出が野暮ったくてちょいと退屈。素材自体は娯楽性に振り切ってる割に、全体的に歯切れの悪さが否めない感じ。
のん

のんの感想・評価

3.8

「ヘイ!アミーゴ!チェ・サバタ!」

エレキの軽快な音楽が耳に残る。

マカロニウェスタン版007(小道具がね)といった感じで小物や仕掛けが見てて楽しい。しかもリー・ヴァン・クリーフがこの良い意味で馬鹿馬鹿しい映画に主演してる味わい。

サバタの相棒(?)の二人も個性的で楽しい残酷じゃないマカロニ・ウェスタンです。
トト

トトの感想・評価

3.2
トリックアクションの創成期だな。CGのない時代の工夫が楽しい。
リー・ヴァン・クリーフかっこいい!
お話はグダグダだけど、面白くしようとする工夫が随所に溢れていて、その点には敬服する
オープニングに痺れる
マルチェロ・ジョンビーニのテーマ曲に痺れる
バンジョーに仕込まれたライフルに痺れる
思うに結構痺れる映画
田中元

田中元の感想・評価

3.1
面白いはずのキャラクターがいっぱい登場し面白いはずの場面がいっぱい用意されてるのにどうにも演出が下手で台無し。後半徐々に良くなってくるけど。トロッコのところとか。
空気男

空気男の感想・評価

3.0
無様に金を拾わせられるバンジョーはそこまで悪いことしたのかと。
SABATAとタイトルが出るオープニングは超格好良い。マカロニは大体音楽も良い。
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