このレビューはネタバレを含みます
この奇妙な映画をどう受け止めたらいいんだろう…
Part1とpart2、
往復間書と謎生物に関連はあるの?ないの?と戸惑っていたら、追ってるラブレターの女性とラウラが重なってあららあららら?と転が…
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2023年カイエ・デュ・シネマ誌ベスト1に選出されたアルゼンチン映画。2部構成、トータル260分(4時間20分)
ある映画研究者が個人で買い付けた本作、昨年末に東京・下高井戸シネマにて4日間限定で…
PART2へ突入し、ストーリーのなぞり方が別の形へと変貌する。これまでの文脈と現実の交錯から、文脈と回想の交錯といった構図へとシフトするため、思いがけないほど綺麗に点と点が繋がっていく。ベールに包ま…
>>続きを読むPart2はラウラ自身の自らの語りにより、男たち2人が推理した結論とは全く異なる真相が明らかになる。といったストーリー。
どんどん謎の伏線が回収されていきます。そしてある秘密も明かされていきますが、…
主人公の言っていることもやっていることも意味が分からなすぎる。で、part.2まで観て感じたのはやっぱり監督の長回し癖が作品にとって良くない方向に働いている。1シーン1シーンが無意味に長く場面が変わ…
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PART2はPART1に比べて非現実的な要素が強くなったけど、映画の連続性が途切れる感じはありませんでした。非現実的であろうと「やっぱりこうなるよね」とすんなり入っていけたのが◎。
図書館の本の間…
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PART1の答え合わせをしてはいるが、さらなる謎と釈然としなささはまたもぶっ混んでくる、ラウラの失踪するまでをラウラ視点も交えつつ描くPART2。
PART1に比べて話の本筋に本格的に切り込んで来て…
現実と幻想の曖昧な境界線上を歩くようなマジックリアリズム的作品といったところか。
ラウラを中心とした一連の物語…と呼べるほどまとまりのある固形じみた話ではないが、個々の出来事が薄く微かに繋がっている…
第2部では、エセキエルに置いてけぼり喰らわされたラファエルが彼を呪詛しながらもひとりラウラの足跡を追っていくのですが、そこで得たラウラの情報は、彼女が如何にいい加減な人物であるのかということを伝えら…
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